レース展望・予想

メイプルグレイトが好位から抜け出す「睦月特別」(姫路競馬)

2021/01/19

19日(火)の姫路競馬メイン第11レースに「睦月特別」(A1、姫路競馬場1400メートル)が行われる。

◎4 メイプルグレイト(牡6、北野真弘厩舎)の巻き返しに期待したい。転入初戦の2走前が2着バイラに5馬身差をつけて逃げ切っており、前走のオッズパークハンデキャップでも1番人気に支持されたが、ミカエルシチーに楽にハナを奪われてしまい、まったく抵抗できずに3着に敗れた。今回は再戦となるミカエルシチーに逆転できるかどうかが焦点になってくる。中央、北海道時代を含めた成績を見ても、全12勝中10勝が逃げ切り勝ちとハナにこだわった方がいいタイプのようにも思われるが、好位に控えても2勝しており、決して控える競馬ができない訳ではない。今回は56キロと重量据え置きのメイプルグレイトに対してミカエルシチーは58キロと2キロ差が生じている。さらに前走は中1週の強行軍だったのに対して、今回は中2週で前走よりも調整は順調に進んでいる。この点をふまえても、今回はメイプルグレイトが逆転できるのではないかとみて本命にした。

○1 ミカエルシチー(牡9、飯田良弘厩舎)はオープン特別での安定感は特筆すべきもの。2走前に58キロ、昨年に姫路の1400メートルで快勝しているように、今回の条件もまったく苦にしないように思われるが、今回のポイントは最内枠。先週開幕した姫路競馬は内が重たく、外から伸びてくる馬が多く勝利している。また、逃げ馬がやや苦戦している。今回もマイペースに逃げて、直線でうまく外へ持ち出せるようなら勝機十分だが、1番人気濃厚でマークが厳しくなるのは当然。前半のペースが鍵になってくる。

▲6 イルティモーネ(セン8、小牧毅厩舎)も安定した末脚が魅力で、この条件の代表格。前走の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIは脚を余した形になったが、オープン特別の相手なら大崩れはない。昨年の姫路に比べて差し、追い込みがそこまで決まっていないので、今回は3番手評価としたが、直線の長いコースは合う印象がある。

☆11 バイラ(牡6、小村正也厩舎)は折り合いの難しいタイプだが、寺地誠一騎手が騎乗してから1勝、2着2回とうまく乗りこなしている。有利な外枠を生かして今回も直線で鋭く伸びてくる。

△7 エイシンデジタル(牡6、新子雅司厩舎)も強烈な末脚がセールスポイントで姫路のコースがいかにも合いそうだが、大型馬の休み明けで状態面では多少割り引きが必要。

△10 ブラックランナー(牡7、橋本忠明厩舎)は多少距離が長い印象だが、外枠を生かしてすんなり先行できれば踏ん張りが利く。

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馬単 4→1・6・11・7・10(5点)
3連単(1軸流し) 4→1・6・11・7・10(20点)

睦月特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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