レース展望・予想

ベイビータピットとメイプルブラザーの一騎打ち「兵庫馬事畜産特別」(園田競馬)

2021/01/07

7日(木)の園田競馬メイン第11レースに「兵庫馬事畜産特別」(A1・A2混合、園田競馬場1700メートル)が行われます。

9頭中4頭が転入初戦で力の比較が難しいですが、◎9 ベイビータピット(セン9、田中一巧厩舎)を中心視しました。転入前の南関東ではA2で4勝、オープンでも好走していました。気のいいタイプで折り合い面に課題はありそうですが、12月28日に行われた能力検査で、1400メートルを1分31秒4と圧倒的な時計を叩き出しました。スピードは相当なものがありそうです。もう1つ心配されるのが右回りの経験が少ない点ですが、走りを見ている限り、あまり影響はないと思います。今回は9頭立てですが先行馬が少なく、すんなりマイペースに運べるようならそのまま押し切れそうです。

○7 メイプルブラザー(牡7、大山寿文厩舎)が強敵です。中央のオープンで好走していたように実績は申し分ありません。こちらも12月11日に行われた能力検査で1200メートルを1分18秒5と抜群の時計が出ました。レース間隔が空いている分で評価を下げましたが、吉村智洋騎手が騎乗してくることからも、陣営の期待の高さがうかがえます。当然勝ち負けしてくると思います。

▲5 バイラ(牡6、小村正也厩舎)の前走は挫石の影響で間隔が空いていた分、太め残りの仕上がりとなりましたが、強烈な末脚を発揮して2着と底力を示しました。叩き2走目の上積みが大きく、距離延長さえ克服できれば上位争いに絡んでくると思います。

☆1 トイガー(牡5、大山寿文厩舎)は中央3勝クラスで頭打ち状態でしたが、19年のレパードステークスGIIIで3着に入っているように、実績はここでも引けを取りません。キャリアの浅さからまだまだ伸びしろも大きいと思います。やや太めの馬体が気になりますが、好位でスムーズに運べるようなら一発が期待できるかもしれません。

△2 コウエイアンカ(セン6、保利良平厩舎)も強烈な末脚がセールスポイントですが、掛かる面があり、今回は初めての中距離戦をどう乗りこなすかがポイントです。この馬は前走より西脇から園田へ転厩しており、輸送でイレ込む心配がなくなりました。当日もパドックで落ち着きがあれば力量的に通用していいはずです。

△8 ストーンリバー(牡7、長南和宏厩舎)は前が流れれば台頭してきます。

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馬単 9→7・5・1・2・8(5点)
3連単(1軸流し) 9→7・5・1・2・8(20点)

兵庫馬事畜産特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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