レース展望・予想

潜在能力の高さでメイソンジュニア「笠松グランプリ」(笠松競馬)

2020/12/03

12月3日(木)の笠松競馬メイン第9レースは「第16回笠松グランプリ」(笠松競馬場1400メートル)。

地方全国交流重賞に各地のスピード自慢が勢揃いし、フルゲートで激突する超ハイレベルな一戦だ。難解だが、転入初戦だったトライアルレースを余裕あふれる快勝で飾った◎10 メイソンジュニア(牡6、川西毅厩舎)から狙いたい。中央時のダート2戦が大敗。不安が同居した前走だったが、終わってみれば独壇場だった。スタートひと息で後方からの運びになったが、抜群の手ごたえのまま勢いよく上昇し、そのまま頭へ豪快に突き抜けた。芝ながら中央在籍時にニュージーランドトロフィーGII・2着に、ファルコンステークスGIIIでも3着。高い次元で活躍したオープン馬の底力満点の走りだった。しかも前走Vはダート適性や小回りコースに対応できることを証明。環境やコース慣れなど多くの面で上積みが見込める移籍2戦目でもある。長めからビッシリ追い切った最終リハーサルの動きも抜群。仕上がりに不安はない。ダート実績のある強敵は多いが、潜在能力の高さがモノ言うか。

連軸という点では前哨戦的要素の強い、名古屋の重賞・ゴールド争覇を鮮やかに抜け出した○9 ナリタミニスター(牡5、兵庫・坂本和也厩舎)が上位。前走に続く東海地区への2度目の遠征もプラス材料。何と言っても交流重賞に強い兵庫勢で、鞍上は再度、主戦で兵庫リーディングの吉村智洋騎手。互角の高評価が欠かせない。

勢いは3歳フレッシュの▲4 ジャスパーシャイン(牡3、北海道・佐久間雅貴厩舎)。北海道に移籍し、短距離路線に矛先を向けて無傷の5連勝中。前走は格上挑戦で重賞初参戦ながら道営スプリントを最後方から一気に伸びきり、仕留めてみせた。未知の魅力にあふれるメンバー1番の上り馬は軽視できない。

ともにベテランだが、高いダート戦歴を誇る△5 メイショウアイアン(牡10、北海道・田中淳司厩舎)、△1 ウインオスカー(牡7、川崎・河津裕昭厩舎)も有力なV候補。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 10⇔1・4・5・9(8点)
3連単(フォーメーション) 10→1・4・5・9→1・4・5・9 1・4・5・9→10→1・4・5・9(24点)

笠松グランプリの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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