レース展望・予想

格上挑戦キースペシャルを狙う「東海クラウン」（笠松競馬）

2020/11/20

11月20日（金）の笠松競馬メイン第11レースは「東海クラウン」（A級1組、笠松競馬場1900メートル）。

東海の大みそかの恒例重賞・東海ゴールドカップのトライアルに好素材が集まったが、敢えてB級の身で格上挑戦した◎5 キースペシャル（牡4、川西毅厩舎）を狙い撃ちだ。今春の地方移籍後、地元名古屋では無傷の7連勝中と勢いは止まるところを知らない。しかもそのすべてが2着馬に1秒以上の差をつける完勝劇で飾る。前走も粒ぞろいメンバーのB級1組特別を余裕の走りで大差をつけてちぎるVで仕留めた。B級からの格上挑戦でしかも連闘策。さらにいきなりのオープン挑戦とハードルは相当高い。しかし名古屋のブランドで敏腕・川西毅調教師が意欲を持って送り込む好素材。なにより上昇一途で、未知の魅力にもあふれる。強敵相手にいきなりアッと言わせるか。

参戦条件面でアドバンテージは○3 ビービーブレスユー（牡7、加藤幸保厩舎）。オープン特別初参戦だった前走を後方から鋭く抜け出してV。しかも当地では3戦3勝と底を見せていない魅力もある。一気に仕掛けて抜け出すのが勝ちパターンと、レースぶりは大味だが、互角のV候補と言える。

▲1 シゲルグリンダイヤ（牡4、後藤佑耶厩舎）の好調さも見逃せない。9月のA級2組での久々Vをキッカケに、10月の重賞・オータムカップ2着、そして前走のオープン特別も連対をキープしている。

△4 ユウチャージ（牝4、角田輝也厩舎）も軽視できない。初の笠松出張戦、距離が延長した1900メートルもポイントになるが、馬場の軽い笠松コースで自慢の先行力が生きてくる。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　5⇔1・2・3・4（8点）
3連単（フォーメーション）　5→1・2・3・4→1・2・3・4　1・2・3・4→5→1・2・3・4（24点）

東海クラウンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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