レース展望・予想

決め脚魅力のシャノンアーサー「ジュニアクラウン」（笠松競馬）

2020/10/22

10月22日（木）の笠松競馬メイン第10レースは、準重賞「ジュニアクラウン」（2歳オープン、笠松競馬場1400メートル）。

キャリアがまだ浅く、力の把握が難しい若駒2歳戦。波乱も十分ありそうだが、転入初戦を鮮やかに差し切った◎11 シャノンアーサー（牝、花本正三厩舎）に大きな可能性を感じる。さばきやすい5頭立てだったとは言え、中団キープからゴーサインが出されると即座に反応。キレ味シャープな差し脚を一瞬にして繰り出し、鋭く頭へ突き抜け、4馬身差つけて快勝。勝ちタイムも1分29秒3の好時計をマークし、北海道1勝の力の証だった。環境やコース慣れなど多くの面で上積みが見込める移籍2戦目。相手強化に頭数もフルゲートになったが、セールスポイントの鋭い決め脚を披露するか。試金石の一戦と言えそうだ。

実績上位の存在は9月の準重賞・秋風ジュニアを制した○3 ベニスビーチ（牝、田口輝彦厩舎）。1コーナーでは膨れ、道中もフラフラして随所に若さを見せたが、直線の追い比べを勝負根性で差し切り、力をアピールした。こちらも北海道1勝と潜在能力十分で、ひと叩きした効果もある。互角のV候補と言える。

▲6 マナカフナ（牝、田口輝彦厩舎）は転入後の2戦はともにひと踏ん張りが足りず2着に留まるが、ベニスビーチ、シャノンアーサーとそれぞれ好勝負を演じた。高く安定した先行力を持つだけに、ペース次第で押し切りも狙える。

手ごろな相手との対戦、2組だったとは言え前走を大差でぶっちぎってみせた△12 マナラズベリー（牝、笹野博司厩舎）の勢いや、地力ある△9 リゾルート（牝、笹野博司厩舎）の一撃にも注意したい。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　11⇔3・6・9・12（8点）
3連単（フォーメーション）　11→3・6・9・12→3・6・9・12　3・6・9・12→11→3・6・9・12（24点）

ジュニアクラウンの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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