レース展望・予想

エルデュクラージュvsマスターフェンサー「白山大賞典」(金沢競馬)

2020/09/29

金沢競馬唯一のダートグレードレース「第40回白山大賞典JpnIII」(金沢競馬場2100メートル)が、9月29日(火)に開催される金沢競馬のメイン第11レースで争われます。今年のJRA勢はかなり強力で、中でもエルデュクラージュとマスターフェンサーが地方コースで相見える注目の一戦になります。

◎1 エルデュクラージュ(セン6、JRA・池添学厩舎)はブリリアントステークス、スレイプニルステークスと今回と同じ2100メートルのオープン特別で、マスターフェンサーを2度退けて連勝しています。ダートグレード競走は初参戦になりますが、先行して直線抜け出してくる安定したレース運びから、地方の小回りコースは合いそうです。ストライドが大きな走法だけに最内枠に入ってどうかですが、最近はスタートしてからすぐに好位置につけられているようになっており、今回もスタートを決めて好位をキープできれば、スピードの違いを見せつけられそうです。

地方コースへの適性を考えると前走マーキュリーカップJpnIIIを勝っている○11 マスターフェンサー(牡4、JRA・角田晃一厩舎)が有利です。ダートグレード競走初挑戦となった前走でしたが、直線外から鋭く伸びて前を行く3頭を交わした勝ちっぷりは力強いものでした。最近は左回りばかり使われていて、久々の右回りがどうかですが、外枠発走ならスムーズに立ち回れそうです。今度こそエルデュクラージュを差し切って雪辱を果たしたいところです。

この上位2頭に割って入りそうなのは▲5 ロードレガリス(牡5、JRA・野中賢二厩舎)です。大井で3勝して中央へ戻った経歴があり、復帰後は4連勝してオープンまで上り詰めました。前走の平安ステークスGIIIは疲れもあって10着に沈みましたが、今回は3戦3勝と相性がいい武豊騎手が騎乗するのも心強いです。久々の地方コースで巻き返してくる可能性は十分にあります。

△3 ロードゴラッソ(牡5、JRA・藤岡健一厩舎)も佐賀記念JpnIIIで2着、名古屋大賞典JpnIIIで1着と地方コースでの好走実績から見直しは必要です。前走のエルムステークスGIIIは出遅れもあって見どころなく終わりましたが、スムーズにスタートを切ることができれば好勝負できそうです。

△8 ヒストリーメイカー(牡6、JRA・新谷功一厩舎)は、2年前に金沢で12戦連続連対して北國王冠にも出走した経歴があります。中央に復帰後もオープン特別を勝つまでに成長し、平安ステークスGIIIでは4着、前走のマーキュリーカップJpnIIIでも4着と善戦しています。走り慣れた金沢コースで成長した姿を披露して、上位進出を狙います。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 1・11→1・11・5・3・8(8点)
3連単(フォーメーション) 1・11→1・11・5・3・8→1・11・5・3・8(24点)

白山大賞典の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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