レース展望・予想

吉村騎手の手綱で4連勝中ナリタミニスターが軸「園田チャレンジカップ」(園田競馬)

2020/09/11

11日(金)の園田競馬メイン第11レースに「第17回園田チャレンジカップ」(園田競馬場1400メートル・JRAマイルチャンピオンシップトライアル代表馬選定競走)が行われます。

吉村智洋騎手とコンビを組んで4連勝中◎8 ナリタミニスター(牡5、坂本和也厩舎)の勢いを買います。前々走の金沢スプリントカップ(金沢1400メートル)では、3番手を進んで3コーナーから仕掛けて4コーナーでは先頭に立つと、地元ジャーニーマンや兵庫エイシンデジタルなどの追撃をしのいで初タイトルです。JRA未勝利から最初の転入でC2を連勝後にJRAに帰りました。500万下を3連敗後の2度目の転入はB2からスタートして6勝、2着1回で一気に昇級したA1初戦を好位3番手から差し切っています。その後は初の重賞挑戦となった新春賞(園田1870メートル)では大敗しましたが、地方の1400メートルではJRA(1勝クラス)交流・逆瀬川特別など14勝、2着2回、3着1回、4着2回の成績です。前走は逃げ切りましたが、好位で折り合いの競馬がベストのようです。

逃げる○9 ナチュラリー(牡6、新子雅司厩舎)を相手筆頭に置きます。18、19年に兵庫ゴールドカップ、19、20年に園田ウインターカップをともに連覇の重賞4勝はすべて逃げ切ってのものでした。

6月園田FCスプリントを逃げ切って以来も連覇を狙う▲3 エイシンエンジョイ(牡5、橋本忠明厩舎)が、昨年同様に2番手で折り合いの競馬なら怖い存在です。

そして、重賞未勝利ながら鋭い末脚が武器の☆5 イルティモーネ(セン7、小牧毅厩舎)が続きます。昨年12月には兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでJRAデュープロセスから3/4馬身差2着に突っ込んでいます。

ほか、前走の佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIは5着も、JRAから転入後に3連勝をした△1 ナムラムート(牡6、橋本忠明厩舎)、復活気配がうかがえる△11 ヒダルマ(牡5、柏原誠路厩舎)なども連対候補です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 8・9・3・5・1(20点)
3連単(1軸流し) 8→9・3・5・1・11(20点)

園田チャレンジカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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