レース展望・予想

コウシュハウンカイの2連覇に期待「ばんえいグランプリ」(ばんえい帯広競馬)

2020/08/16

8月16日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第32回ばんえいグランプリ」(3歳上選抜)が行われます。

ファン投票によって出走馬が選ばれる夏の夜の風物詩・ばんえいグランプリ。オレノココロが出走を回避したため9頭立てとなりますが、2連覇がかかるコウシュハウンカイ、北斗賞、旭川記念と重賞2連勝中のミノルシャープ、前走のサマーカップで今季初勝利を挙げたセンゴクエースなど実力馬揃い。前日までの雨も上がり、当日は重い砂で迫力あるレースになりそうです。

◎8 コウシュハウンカイ(牡10、松井浩文厩舎)800キロを本命に推します。今季最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯優勝後、休養にあてて挑んだ6月の北斗賞は、ミノルシャープの10秒8差の4着でした。前走のとかち桂冠賞は、オレノココロとミノルシャープのライバル2頭が不在でしたが、2着アオノブラックに3秒1差をつける貫禄の走りを披露しています。ここを目標に仕上がりは良く、強いコウシュハウンカイがばんえいグランプリ2連覇を成し遂げそうです。

○9 ミノルシャープ(牡6、大友栄人厩舎)800キロが対抗です。今季7戦して2勝、2着2回、3着1回の好成績。その2勝が北斗賞、旭川記念の重賞で、北斗賞は古馬重賞制覇。6歳になり力をつけています。昨年のばんえいグランプリはコウシュハウンカイに14秒3差をつけられ4着でしたが、今年同馬の2連覇を阻むとしたらこの馬でしょう。

▲6 センゴクエース(牡8、槻舘重人厩舎)800キロが3番手です。前走のサマーカップは、鈴木恵介騎手で課題の障害をひと腰で越えて勝利。久々に強いセンゴクエースが見られました。ばんえい記念優勝の実力馬で、障害が切れたときの末脚は現役屈指です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 8→9・6・3・5(4点)
3連単(フォーメーション) 8→9→6・3・5(3点)

ばんえいグランプリの出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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