レース展望・予想

ダービー馬2頭が対決「MRO金賞」(金沢競馬)

2020/07/28

7月28日(火)の金沢競馬メイン第11レースには、北陸・東海・近畿地区交流の「第64回MRO金賞」(3歳、金沢競馬場1900メートル)が行われます。

兵庫勢の活躍が目立っているレースですが、今年は東海ダービー馬と石川ダービー馬の対決が注目されます。

◎1 ニュータウンガール(牝、笠松・井上孝彦厩舎)は昨年末のライデンリーダー記念から破竹の重賞5連勝で東海ダービーも制し、東海地区の3歳チャンピオンに輝いた逸材です。好位につけてゴール前ではきっちり抜け出してくる安定感のある勝ちっぷり。レースセンスの良さが際立っています。笠松の走路が改修工事中のために速い追い切りはかけられていませんが、入念に乗り込まれており、太め感はありません。名古屋に遠征しても勝ち続けてきた地力の高さから、金沢でも好勝負が期待できそうです。

地元の○8 ハクサンアマゾネス(牝、加藤和義厩舎)はデビューから4連勝で石川ダービーを制した好素材です。古馬との初対戦となった前走のB1級二組以下のレースを逃げ切って9馬身差で圧勝しており、底知れぬ強さを見せつけています。他地区の同世代との対決は初めてとなりますが、石川ダービーと同様に勝負どころから一気に駆け上がって4コーナーで先団に並びかけることができれば、直線の追い比べ勝負で抜け出しが図れそうです。

今年の兵庫勢は例年より実績面でやや見劣るとはいえ、やはり層が厚いところで揉まれているだけに警戒は必要です。▲7 ガミラスジャクソン(牡、兵庫・長南和宏厩舎)は、今年1月に笠松で行われたゴールドジュニアを制しています。地元で重賞勝ちはなく、兵庫チャンピオンシップJpnII、兵庫ダービーとも5着でしたが、昨年5番人気で接戦を制したテツも兵庫ダービーは5着だったことを考えると地区交流戦なら十分通用するレベルです。

△9 タイニーパワー(牡、名古屋・倉地学厩舎)も中央未勝利から転入後6戦5勝と底を見せていません。不良馬場で後続に大差をつけて逃げ切った前走の勝ちっぷりから、長引く降雨の影響で水が浮く馬場状態になるなら前残りがあるかもしれません。

地元の△10 フジヤマブシ(牡、黒木豊厩舎)も末脚には定評があります。古馬と初対決となった前走のB2級では距離不足に泣いて4着でしたが、1900メートルに延びるなら見直しは必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 1・8→1・8・7・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 1・8→1・8・7・9・10→1・8・7・9・10(24点)

MRO金賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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