レース展望・予想

ジャーニーマン地元馬制覇へ「金沢スプリントカップ」(金沢競馬)

2020/07/21

7月21日(火)の金沢競馬メイン第11レースに「第18回金沢スプリントカップ」(金沢競馬場1400メートル)が行われます。

ここ5年は兵庫勢が3勝、笠松勢が2勝している東海・北陸・近畿地区の交流重賞で、今年も兵庫から3頭、笠松から2頭が遠征してきました。遠征馬の台頭が目立つこのレースですが、今年こそ地元勢による制覇が期待されます。

◎8 ジャーニーマン(牡7、金田一昌厩舎)は川崎から金沢に転入してきて2連勝中と負け知らずです。前走はこれまで経験がなかった1400メートルでしたが、3コーナーで外を回って先頭に立つと、そのまま独走状態で2着を5馬身引き離しました。南関東オープンで駆けていた実績から考えると妥当な結果ですが、今の馬場状態を考えても勝ちタイムは破格で、これなら兵庫や笠松のオープンが相手でも迎え撃つことができそうです。ここに向けて本追い切りでも、長めを追われながら最後までしっかり伸びており、金沢にきて一番いい動きを披露しました。これまで南関東で7勝も挙げながら重賞タイトルには手が届かなかっただけに、新天地の金沢で決めたいところです。

昨年は笠松のストーミーワンダーが勝ちましたが、今年も笠松から強敵が参戦してきました。○6 タイセイエクレール(牡7、笠松・後藤佑耶厩舎)はダート1400メートルで4勝を挙げている元中央オープン馬で、北海道に移籍した昨シーズンも鋭い末脚を武器に1200メートルで2着4回と連絡みしています。前走の笠松初戦はクビ差届かずの2着でしたが、久々をたたかれて追い切りの雰囲気は一変しており、笠松よりコース幅が広い金沢なら存分に決め手の違いを発揮できそうです。

例年人気となる兵庫勢では▲2 ナリタミニスター(牡5、兵庫・坂本和也厩舎)が注目されます。これまで重賞の経験は少ないですが、1400メートル戦で12勝、2着5回と高い連対率を残しています。持ち前のスピードで押し切るタイプですが、相手や枠順に合わせて好位に控えることもできます。内枠に入った今回は先手も見込めそうで、粘り強さを発揮して際どい勝負に持ち込みます。

同じ兵庫の△7 エイシンデジタル(牡5、兵庫・新子雅司厩舎)も力量は見劣りません。前走の1700メートル戦は末脚不発の5着でしたが、中央から兵庫へ移籍した当初に1400メートル戦で3連勝を飾っています。終盤に追い上げてくるタイプだけに展開に左右されやすいですが、ナリタミニスターとは5回対戦して4回先着しています。直線の追い比べ勝負になるなら、タイセイエクレールとたたき合って直線上がってくるシーンは考えられます。

△4 セイプレジール(牡6、兵庫・松平幸秀厩舎)も不気味です。以前金沢に在籍していた頃はA1級に組まれたこともあって苦戦が目立ちましたが、兵庫に戻って今季はクラスが下がったこともあって目下5連勝と自信を取り戻しています。格下の存在ですが、苦渋をなめた金沢でも一変する可能性は秘めています。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔6・2・7・4(8点)
3連単(フォーメーション) 8→6・2・7・4→6・2・7・4 6・2・7・4→8→6・2・7・4(24点)

金沢スプリントカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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