レース展望・予想

タガノタイトが積極策で押し切るか「穀雨特別」（園田競馬）

2020/04/28

28日（火）の園田競馬メイン第11レースに「穀雨特別」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

外枠を引いた◎8 タガノタイト（牡5、松平幸秀厩舎）が逃げもある自在なレースでA2（A1混合含む）の2勝目に期待です。JRA1勝馬でB1からスタートして2、1、2着。A2への昇級初戦はナリタミニスター（現A1）を相手に3番手を進み、直線ひと息の4着でした。しかし、続くA1混合の1700メートルでは54キロと1番枠を生かし主導権を奪って逃げ切って勝利。追走は牝馬で55キロのクイントゥープル、1番人気で58キロのタガノヴェリテは6番手からでした。直線に入って大外から56キロのコンドルダンスが強襲しましたが、2馬身半差までで、クイントゥープル、タガノヴェリテはそれぞれ3、4着でした。重量差があるものの、A1の3頭を破っての1勝は値打ちです。その後は、A2限定を5、3、2、2着です。約2カ月半ぶりだった前走は太め残りながら向正面から動いて、逃げ切ったタマモジュニアに2馬身差の2着まで伸びました。前走に続いて田中学騎手の手綱、内の動きを見ながらの積極策に期待です。

JRA3勝馬（ラストは2勝クラス）○3 マッカートニー（牡7、保利良平厩舎）に転入2走目の上積み必至です。前走の園田初戦は太めでスタートはひと息でしたが、内の5番手から勝ち馬アンタエウスに1馬身＋半馬身差の3着まで伸びています。3番枠の今回は前走と同じように内を進んで直線勝負に持ち込みたいところ。

▲5 コスモバレット（牡5、石橋満厩舎）もA2昇級初戦を2番手から直線半ばで先頭、ゴール前に伸びてきたグランプリワンをクビ差抑えて勝利しています。その後も格上挑戦となったA1を2着、前走はA2を3着と昇級後はオール馬券絡みです。

A1混合での勝利実績があり、1番枠を生かしてテンから動くと怖い☆1 タラニス（牡5、住吉朝男厩舎）、スタートを決めて好位をキープから攻める△2 ステップシュート（牝6、森澤友貴厩舎）、昇級4走目△9 サンライズハイアー（牡4、柏原誠路厩舎）などが続きます。

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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