レース展望・予想

ウェーブキングとテイエムヒッパシレの争い「軽暖賞」（佐賀競馬）

2020/04/18

18日（土）佐賀競馬メイン第8レースは「軽暖賞」（B級1組、佐賀競馬場1800メートル）。

◎10 ウェーブキング（牡8、大垣敏夫厩舎）は、2月のB級昇級後は中距離の特別クラスを4戦し、前々走の5着以外は3戦とも3着を確保しています。今回は3走連続でテイエムヒッパシレとの対戦。前々走のすみれ特別（3月20日、1800メートル）、前走の春陽特別（4月5日、1750メートル）とも同馬に先着されていますが、その差はコンマ1秒とわずかでした。展開次第では逆転も十分に可能でしょう。

○8 テイエムヒッパシレ（牡4、平山宏秀厩舎）は、前走の春陽特別では好スタートから逃げを打ち、最後にクベーラに1馬身半（コンマ3秒）交わされての2着でした。今回はクベーラが不在となり、前走同様の逃げが打てればB級特別クラス初勝利も射程圏内でしょう。

▲7 サーワシントン（セン6、山下定文厩舎）は、前走のマーチ特選（3月29日、1800メートル）で逃げ切り勝ちを収め、B級復帰初戦から特別クラスへ挑戦してきました。相手強化の一戦ですが、中距離のC1級特選では2勝、2着2回の好成績を挙げています。前回のB級昇級時は1400メートルで1戦したのみで差のある8着でしたが、中距離なら上位進出が期待できそうです。

△5 エアーポケット（牡3、真島元徳厩舎）と△12 イケノアスリート（牡3、渡辺博文厩舎）は、ともに3歳の中距離戦を4戦していずれも馬券圏内を確保と好成績を残しています。今回はB級格付となり、初戦が特別クラスと相手が一気に強化されますが、次開催の佐賀皐月賞（5月3日、1800メートル）へ向けて大きな経験を積めそうです。

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（文／上妻輝行）


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