レース展望・予想

再起をかける大物コウエイワンマン(金沢競馬)

2020/04/07

4月7日(火)の金沢競馬は最終第12レースのB1級三組(金沢競馬場1500メートル)で、復活を目指す2頭の実力馬の対決が注目されます。

名古屋から移籍してきた◎1 コウエイワンマン(牡9、佐藤茂厩舎)は、中央に在籍していた3歳時に皐月賞GIに出走した経験もあり、芝の中距離戦で4勝を挙げています。7歳となって準オープンのダート中距離戦でも苦戦が続いたために、昨秋に名古屋へトレードされました。名古屋では笠松1900メートルのオータムカップでいきなり2着と好走して期待されましたが、その後は伸び悩み、ここ3走はダートグレードに挑戦して大敗が続いています。金沢にきたのは3月中旬で、それから休みなく乗り込まれていて、年齢を感じさせない力強い動きを見せています。1500メートルはこれまで走ってきた距離を考えるとやや短い気もしますが、B1級からのスタートは有利です。クラスが恵まれたことを生かして何とか自信を取り戻したいところです。

○4 イリュージョニスト(牡4、松野勝己厩舎)は冬休み明け初戦で7着に敗れてしまい、巻き返しを狙った前走でもゲート内で落ち着きを欠いて6着とまたも人気に応えられませんでした。昨年は終盤までに5連勝して年末のB級準重賞でも3着に伸びてきた実績から、B1級ならもっと走れてもいいはずです。今回は3歳馬と併せられて追い切りが強化されており、闘争心が戻ってくるなら一気にコーナーを駆け上がってくるシーンがありそうです。

上記2頭に比べて、今季も崩れない走りを見せているのは▲8 オーミシンゲン(牡4、中川雅之厩舎)です。クラスは一つ上がりましたが、冬休み明け初戦は元A級馬に食い下がって2着、前走は好位付けいっぱいの4着でしたが、自分の持ち時計では駆けています。今回ももまれずに前々で運べれば直線粘り込みを図ることは可能です。

△5 カネトシアイリス(牝5、中川雅之厩舎)は前走積極策が裏目に出て6着に崩れましたが、追い切りの動きは悪くなく、冬休み明け初戦勝ちを飾った好調さはキープできています。気難しさを出さずにスムーズに立ち回れれば、後半一気に追い上げてくる末脚が発揮できそうです。

冬休み明け2走目で3着と変わり身があった△6 デルマタッシャデナ(牡6、金田一昌厩舎)の突っ込みも警戒が必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 1・4→1・4・8・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 1・4→1・4・8・5・6→1・4・8・5・6(24点)

B1級三組の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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