レース展望・予想

2度目の地方遠征でアングライフェン「名古屋大賞典」(名古屋競馬)

2020/03/12

3月12日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは、中日新聞杯「第43回名古屋大賞典JpnIII」(名古屋競馬場1900メートル)。

ダート中距離で層の厚い中央勢が例年強さを発揮し続けているが、今年もJRA勢は粒ぞろいのラインアップ。なかでも◎4 アングライフェン(牡8、JRA・安田隆行厩舎)を狙い撃ちだ。中央勢一番のベテラン8歳馬だが、まだまだ元気いっぱい。18年から砂路線に矛先を向け、安定した成績を残してみせる。前走はレベルの高い東海ステークスGIIでもコンマ7秒差4着と善戦。初の地方参戦だった暮れの名古屋グランプリJpnIIではクビ差2着。中団から早めに外を通って先頭に立つ、勝ちに行く競馬。ゴール寸前、勝ち馬の一瞬のキレに屈したが、“負けて強し”の内容だった。小回り適性があることを示し、名古屋コースを経験したのも強みとなる。1週前追い切りで坂路4ハロン51秒台を馬なりでマークするなど、仕上がりは上々。2度目の地方遠征で、待ち焦がれる初タイトルをつかみたい。

逆転候補は多いが筆頭は○5 ロードゴラッソ(牡5、JRA・藤岡健一厩舎)。昨年9月のシリウスステークスGIIIの優勝馬で、暮れの東京大賞典GIでも5着に食い込んだ実績派だ。今年始動戦の佐賀記念JpnIIIでは、ナムラカメタローとの競り合いに敗れての2着だったが、その時はこの馬の方が2キロ斤量が重かった。今回は斤量が2キロ減り、55キロで参戦できる。上積み材料を味方に、重賞2勝目をうかがう。

▲10 ナムラカメタロー(牡4、JRA・稲垣幸雄厩舎)は参戦メンバーのなかで一番の上がり馬だ。昨年11月に3勝クラス、そして12月にはオープンを勝利し、重賞初挑戦だった前走の佐賀記念JpnIIIでは直線の競り合いにも強さを見せ、いきなりタイトルウイナーの仲間入り。3連勝中の伸びゆく明け4歳馬の勢いは魅力にあふれる。

ダートグレード初挑戦だが連勝中の勝ちっぷりが優秀な△3 フィードバック(牡4、JRA・鈴木伸尋厩舎)は先行力が高く、小回りの名古屋コース向き。軽視禁物だ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔3・5・10(6点)
3連単(フォーメーション) 4→3・5・10→1・3・5・10 3・5・10→4→1・3・5・10(18点)

名古屋大賞典の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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