レース展望・予想

バンローズキングスがダービー馬の意地「太子ひまわり特別」（姫路競馬）

2020/01/16

16日（木）の姫路競馬メイン第11レースに「太子ひまわり特別」（B1・B2混合、姫路競馬場1500メートル）が行われます。

◎2 バンローズキングス（牡4、松平幸秀厩舎）が古馬編入3戦目で、昨年の兵庫ダービー馬の意地を見せます。北海道5戦未勝利から18年12月に兵庫へ転入。初戦は2番手追走から4コーナー手前で先頭に立つと、直線に入って追走勢を引き離し、2着に1秒9の大差勝ちです。重賞・園田ユースカップ挑戦は7着で、3歳一冠目・菊水賞では好位を追走しましたが、3コーナー過ぎから伸びず6着でした。しかし、二冠目・兵庫チャンピオンシップJpnIIではJRA勢3頭に先着する3着と頑張りました。そして、三冠目・兵庫ダービーで待望の初タイトルです。好位の内をキープし、3コーナーで先頭に立ったテンマダイウェーヴを追って4コーナーで捕まえ、直線で引き離しました。その後、3歳限定重賞は3、2、3着で、続く古馬混合の金沢・北國王冠6着後が前走のB1です。同期オオエフォーチュンを追走する3番手で、3コーナー過ぎから一杯になって4着です。仕切り直しになった今年初戦で、成長の証しをみせ古馬混合の初勝利を目指します。

相手筆頭は大井から転入後3、1着○9 アーチデューク（牡6、保利良次厩舎）です。兵庫初戦は前述バンローズキングスにクビ差先着し、前走で見事に当地初勝利です。好位3番手の外をキープし3コーナー手前から仕掛け、逃げていた1番人気スピリットソウルを4コーナーで交わし、オオエフォーチュンに3馬身半差をつける楽勝でした。

昇級戦でも粘り強い▲10 エイシントカチ（牡4、森澤友貴厩舎）に、降級☆5 ウサギノダンス（牡5、北野真弘厩舎）、△4 フィールドシャルム（牡7、木村健厩舎）、△6 キザシ（牡8、栗林徹治厩舎）などが続きます。

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馬単　2→9　9→2（2点）
3連単（2軸流しマルチ）　2⇔9⇔10・5・4・6（24点）

太子ひまわり特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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