レース展望・予想

北海道三冠馬リンゾウチャネルの軸不動「楠賞」(園田競馬)

2019/11/14

14日(木)の園田競馬メイン第11レースに地方全国交流「第53回楠賞」(3歳定量、園田競馬場1400メートル)が行われます。

3歳限定の地方全国交流戦となった昨年は、北海道勢のワンツーでした。今年も北海道3歳三冠(北斗盃、北海優駿、王冠賞)を含め6連勝中◎11 リンゾウチャネル(牡、北海道・堂山芳則厩舎)が門別から参戦します。園田コースも昨年、兵庫ジュニアグランプリJpnIIで経験しているだけに死角が見当たりません。大井・黒潮盃、盛岡・ダービーグランプリを連勝し、前週の道営記念も制したリンノレジェンドを三冠レースでは退けています。このレースを目標に太め残りだった約3カ月ぶりの前走を楽勝して仕上げも万全です。スピードを生かして一気の逃げ切りで北海道勢の連覇が濃厚です。

迎え撃つ地元勢は、菊水賞馬○8 ジンギ(牡、橋本忠明厩舎)が大将格です。3連勝で菊水賞を制した後、続く兵庫ダービーから前走までは3戦連続で物足りないレースです。デビュー前から期待された素質の高さからまだ成長の余地はあると思います。距離も今回の1400メートルがベストでしょう。兵庫ダービー後の休養時からの最大目標にしていた楠賞で地元の意地を見せたいはずです。

3番手以下は、高知・西日本ダービーを差し切った▲2 アルネゴー(牡、高知・細川忠義厩舎)、東海地区の重賞を2勝している☆12 アンタエウス(牡、名古屋・川西毅厩舎)に、JRA1勝馬で転入初戦B1を逃げ切った△7 サンライズハイアー(牡、柏原誠路厩舎)、のじぎく賞馬で末脚が武器△3 チャービル(牝、野田忍厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 11⇔8・2・12・7・3(10点)
3連単(1軸流し) 11→8・2・12・7・3(20点)

楠賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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