レース展望・予想

スピードで押し切り狙うコウシュハレガシー「秋陽特別」（ばんえい帯広競馬）

2019/10/12

10月12日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「秋陽特別」（A1級-1・2組決勝混合）が行われます。

A1級-1組混合予選からは2着コウシュハレガシー、4着マツノタイガーなど4頭、A1級-2組予選からは1着フクトク、2着オレワチャンピオン（牡4、中島敏博厩舎）など5頭の9頭立てです。

予選2鞍の勝ち時計を比較すると、1組混合のフェアリースズ（回避）が1分42秒7（前半53秒）、2組のフクトクが1分58秒8（前半61秒）。1組混合予選勢の力量上位は明白ですが、レース当日の十勝地方は台風の影響で荒れ模様が予想され、馬場状態が結果を大きく左右しそうです。

◎3 コウシュハレガシー（牡4、平田義弘厩舎）715キロを本命に推します。4歳重賞・銀河賞ではキタノユウジロウの3着と敗れていますが、その差は3秒8とわずかです。1組混合予選では2連勝中のフェアリースズを抑え果敢に先行。障害を2番手で切って、決め脚があり逃げたフェアリースズの2秒8差の2着は健闘といえます。スピードと障害には定評がありますが、詰めの甘さが課題。今回はフェアリースズが不在で、軽めの馬場を味方につけて押し切れそうです。

○6 サクラダイチ（牡6、金山明彦厩舎）725キロが対抗です。2組予選の3着馬。今季は1勝に対し、2、3着各6回の成績が示す通り、ゴール前でスピードが緩み勝ち切れないのが課題といえます。逃げ馬ですが、重い砂なら道中で息が入り終いも辛抱できますが、軽めの馬場になると息が入らず直線で脚が上がる面があります。

▲5 フクトク（牡10、鈴木邦哉厩舎）720キロが3番手です。勝ち負けがはっきりしたタイプですが、2組予選では、2着オレワチャンピオンに5秒差をつける強い競馬で快勝しています。

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馬単　3→6・5・1・8・2（5点）
3連単（フォーメーション）　3→6→5・1・8・2（4点）

秋陽特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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