レース展望・予想

昇級でも連勝伸ばすかジェイケイブラック「区界賞」(盛岡競馬)

2019/10/07

7日(月)盛岡競馬メイン第9レースは「区界賞」(C1級、盛岡競馬場ダート1600メートル)。

◎8 ジェイケイブラック(牡3、石川栄厩舎)は中央未勝利から転入後、圧巻の3連勝。いずれもハイタイムで他を圧倒しました。初戦の強さを確認した石川調教師が、不来方賞挑戦も視界に入れたのも納得。すでにB級以上の時計をマークしています。中央時代は芝ダートとも1800メートル以上を使われ、マイル延長は望むところ。C1昇級を問題にせず、連勝をどこまで伸ばすか楽しみです。

○1 アロースコルトン(牡6、小西重征厩舎)は中央未勝利から笠松4戦3勝、2着1回から再び中央入りしましたが、1勝クラス(500万下)の壁が厚く岩手へ新天地を求めてきました。岩手初戦は2カ月ぶりの実戦でしたが、2着に2秒4の大差をつけて圧勝。C1ではモノが違うことを証明しました。ジェイケイブラックは強力ですが、それ以外のメンバーには負けられないところ。叩かれた変わり身もあり、次位は譲れません。

▲2 ヒデノホープ(牝6、櫻田康二厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。休み明けの前々走は4着止まりでしたが、ひと叩きされた前走では2着確保。本来の動きを取り戻しました。豊富なマイル経験を生かし、上位争い必至。

△3 カフェガーネット(牝5、畠山信一厩舎)は5走前のダート1400メートルで盛岡コース初勝利。これで苦手意識を克服し、以降は毎回好走を続けています。いい脚を長く使えるのが武器。ペースが速くなれば直線台頭。

△6 ニシノヴォーカル(牡3、三野宮通厩舎)は転入後、芝ダートを問わず3勝、2着3回と安定度一目。

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馬単 8→1・2・3・6(4点)
3連単(フォーメーション) 8→1・2→1・2・3・6・9(8点)

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(文/松尾康司)


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