9歳にして充実メイショウアイアンを狙う「江差追分全国大会特別」（門別競馬）

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9歳にして充実メイショウアイアンを狙う「江差追分全国大会特別」（門別競馬）

レース展望・予想

2019/09/11

9月11日（水）の門別競馬メイン第12レースは、「江差追分全国大会特別」（A1～A3-1、門別競馬場1200メートル）。

9歳の今季、ほぼ“月1走”のローテーションをきっちりこなし、絶好調キープの◎6 メイショウアイアン（牡9、田中淳司厩舎）が、北海道スプリントカップJpnIII・2着の地力を見せつけそうだ。田中調教師によると、JRAから転入直後の昨季は長年の勤続疲労が残っているような状態で、レースで一定以上の結果は出しながらも決して満足のいくデキで出走させられていたわけではなかったそう。ところが、冬休みにしっかりオーバーホールを完了して迎えた今季は、開幕初戦こそ追い込み切れず強敵フジノパンサーの3着に終わったものの、2戦目・北海道スプリントカップJpnIIIでは豪快な追い込み脚を発揮してJRA・ヤマニンアンプリメの2着。そして3戦目では1000メートルの地元重賞・グランシャリオ門別スプリントを差し切り、前走盛岡に遠征のクラスターカップJpnIIIは好発から鞍上が促し、積極的にポジションを取りに行く競馬。結果7着だったものの、田中調教師が「状態が抜群に良かったので、着を拾いに行くのではなく自ら勝ちに行くスタイルで挑みました」と振り返ったほど、今季のメイショウアイアンは充実しきっているというわけだ。今回も坂路追いで好時計を叩き出しており、下降線の懸念はなさそう。ほどよく先行馬も揃った顔ぶれの中、JRAオープンから転入初戦○7 ブラゾンドゥリス（セン7、小野望厩舎）が早めに先頭をうかがう流れになれば、持ち前の豪脚でゴール前態勢逆転の走りを見せてくれる可能性が高いとみる。

前走エトワール賞は出遅れて4着の▲9 ソルサリエンテ（牡5、松本隆宏厩舎）は、ゲート五分を条件に3番手評価。人気サイドの組合せになるので、馬券圏内は先行策から粘り強い△4 アップトゥユー（牝5、角川秀樹厩舎）までに絞って対応したい。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　6→7・9　7→6（3点）
3連単（フォーメーション）　6→7・9→7・9・4　7→6→9・4（6点）

江差追分全国大会特別の出走表はこちら

（文／HDK）