レース展望・予想

上積み材料の多いカノウムスビ「アンゲロニア特別」(名古屋競馬)

2019/08/21

8月21日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「アンゲロニア特別」(A級3組、名古屋競馬場1600メートル)。

上位の評価差わずかで激しいVバトル必至。上積み材料の多い◎8 カノウムスビ(牡4、今津博之厩舎)を狙い撃ちしたい。前走のB級の企画レース・ひのき杯はロスのある運びが響いた3着といえる。最内1枠スタートがマイナスに作用。一度下げたため、外を回って上昇せざるを得ない強引な仕掛けが直線での伸び脚に響いたと分析できる。しかし今回、自在な運びが可能でレースがしやすい外枠スタートに替わった。さらに4戦3勝、3着1回と相性のいいマイルへ距離が延びるのも好都合。A級への昇級初戦でも勝ち負け可能とみる。

好調度魅力は前走ひのき杯を含めて2連勝中の○9 リーゼロッテ(牝4、藤ケ崎一人厩舎)。ロスの少ないインコースで脚をため、直線外から一気に頭まで突き抜けて3馬身差の完勝劇。流れ、展開も向いた面は否めないが、レベルの高い企画特別は地力がなければ勝てない。B級昇級直後は足踏み状態だったが、2走前の大差勝ちを起爆剤に再ブレイク中。余勢を駆ってA級戦突破も十分だ。

もちろん、実績上位は中央1勝クラスから転入した▲4 バリエンテ(牡4、竹下直人厩舎)。追い込み脚質でダート経験がわずか1走。小回り適性に不安材料もあって評価を下げたが、中央の1勝馬。やはり軽視はできない。能力発揮ならアッサリ勝利するシーンも。

先行ライバルが少ない構成利を歓迎する△5 クールレオ(牝5、内村寛司厩舎)も流れ次第で押し切りが狙える。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔1・4・5・9(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・4・5・9→1・4・5・9 1・4・5・9→8→1・4・5・9(24点)

アンゲロニア特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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