レース展望・予想

エイシンエール重賞連勝へ「読売レディス杯」(金沢競馬)

2019/08/20

グランダム・ジャパン(GDJ)古馬シーズン第6戦「第37回読売レディス杯」(3歳以上牝馬・地方全国交流、金沢競馬場1500メートル)が、8月20日(火)に開催される金沢競馬のメイン第9レースで行われます。

今年の遠征勢は大井から2頭、兵庫から2頭、高知から1頭の計5頭で、中でも兵庫のエイシンエールと大井のステップオブダンスが実績面で一歩リードしています。

◎10 エイシンエール(牝4、兵庫・渡瀬寛彰厩舎)は前走の兵庫サマークイーン賞で、出遅れながらも後方から一気に脚を伸ばして馬群を突き抜け、うれしい重賞初制覇を果たしました。A級入りしてから前に行くレースができず伸び悩んでいましたが、差しに回っても機動力を発揮できたのは大きな収穫でした。これまで園田でしか走ったことがなく、初めての長距離輸送が課題となりますが、イレ込むことなければ、金沢でも素質の違いを見せられそうです。

○9 ステップオブダンス(牝5、大井・藤田輝信厩舎)は、エイシンエールが勝った兵庫サマークイーン賞で単勝1番人気に推され、後方から早めに外を駆け上がっていって4コーナーを先頭で回りましたが、直線で伸びを欠いてしまい4着に敗れました。2走前のGDJ古馬シーズン初戦の佐賀ヴィーナスカップでもハナ差の2着に敗れて悔しい思いをしており、引き続き手綱を握る吉原寛人騎手も「金沢で何とかしたい」の思いは強いはずです。3歳秋にロジータ記念を勝ってから重賞タイトルから遠ざかっていますが、金沢で戴冠できるか注目です。

▲5 エイシンテースティ(牝4、兵庫・坂本和也厩舎)は中央では未勝利でしたが、昨年末に兵庫へ移籍し11戦して10連対と急成長を遂げています。前走A2特別を勝ったばかりで、オープン相手は初めてとなりますが、先行だけでなく中団からでもレースがこなせるタイプで、上位2頭のどちらかが崩れる展開になるなら、金沢で重賞初制覇も夢ではありません。

△2 ジェッシージェニー(牝4、大井・福永敏厩舎)も大井でB3級を勝ったばかりで地方全国交流戦への挑戦ですが、前走の1400メートル戦の勝ち時計は優秀です。前崩れの展開になるなら中団から伸びてくるシーンが考えられます。

△3 スプリングガール(牝6、高知・田中守厩舎)も昨秋まで浦和に在籍していて、A2下戦を逃げ切ったスピードがあります。高知に移籍後も14勝5勝と活躍しており、今や高知の牝馬の中ではディアマルコを上回る安定感と評判です。好位をキープできれば大崩れがないタイプで流れ込みもありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 10→9・5・2・3 9・5→10(6点)
3連単(フォーメーション) 10→9・5・2・3→9・5・2・3 9・5→10→9・5・2・3(18点)

読売レディス杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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