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レース展望・予想
休み明けも態勢整うカツゲキキトキト「くろゆり賞」(笠松競馬)
2019/08/15
8月15日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「第48回くろゆり賞(SP1)」(笠松競馬場1600メートル)。
復帰戦だが、地方馬同士の戦いなら、東海の絶対王者◎8 カツゲキキトキト(牡6、錦見勇夫厩舎)をもちろん、全面信頼だ。5月の地元オープン特別を勝利し、6月の園田・六甲盃に向けた調整中に脚部不安を発症。早めの夏休みを兼ねて休養・調整していたが、約3カ月ぶりに実戦復帰する。併せ馬した最終リハーサルを含めて、中間には3本追い切られ、臨戦態勢もまずまず整っているようだ。大目標は先で、仕上がり途上は否めないが、4月のオグリキャップ記念Vを含め、休み明けも苦にしないタイプ。実績は言うまでもなく断トツの存在。くろゆり賞連覇を区切りの重賞20Vで仕留める。
相手には大井の○4 ハヤブサマカオー(牡4、大井・松浦裕之厩舎)が有力だ。2歳時には兵庫ジュニアグランプリJpnIIを逃げ切った高い潜在能力の持ち主で、その後、中央のオープン特別でもアタマ差2着の実績がある。今春移籍した南関東のオープンでも好勝負を演じ、まだまだ成長が期待できる4歳フレッシュでもある。初の笠松コースがどうかだが、園田のダートグレードを逃げ切ったことから小回りコースはむしろ歓迎材料。当然、高い評価が必要だ。
地元笠松勢で期待がかかるのは▲2 ストーミーワンダー(牡5、笹野博司厩舎)。ケガによる休養明けでブランクあった6月の飛山濃水杯での鮮やかな差し切り勝ちは、笠松ファンならまだ脳裏に鮮明に残っているはず。前走の金沢スプリントカップでは重賞3勝目を成し遂げ、充実一途。カツゲキキトキト、ハヤブサマカオーの一線級相手にどんな走りができるか、見逃せない。
東海地区の交流重賞で変わらず強さを発揮し続ける兵庫勢の△3 ペリステライト(牡5、兵庫・盛本信春厩舎)や、中央戦歴からもっと走っていい△6 ラミアカーサ(牝7、田口輝彦厩舎)も3連単候補なら。
<おすすめの買い目>
馬単 8→2・3・4・6(4点)
3連単(1軸流し) 8→2・3・4・6(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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