ダービー馬ロンギングルック巻き返しなるか「石川門カップ」（金沢競馬）

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ダービー馬ロンギングルック巻き返しなるか「石川門カップ」（金沢競馬）

レース展望・予想

2019/08/12

8月12日（振・月）に開催される金沢競馬のメインレースは、第10レースで争われる、金沢デビュー馬による3歳準重賞「石川門カップ」（金沢競馬場1700メートル）です。昨年は西日本ダービーへのトライアル戦として9月中旬に行われましたが、今年は1カ月ほど施行時期が早まりました。

石川ダービー馬の◎3 ロンギングルック（牝、金田一昌厩舎）が巻き返しを狙います。前走のMRO金賞は地元の大将格として期待されましたが、中団から伸び切れず8着に敗れました。直線入口で4頭が横並びとなって前が塞がれてしまい、外に持ち出さなければいけない不利もありましたが、本来の末脚は見られませんでした。その後は8月25日の加賀友禅賞（3歳牝馬、1400メートル）に向かう予定でしたが、思ったよりも回復が早かったため、この石川門カップにも出走してきました。地元デビュー馬同士なら実績は抜けている存在だけに、力の違いを見せつけてリズムを取り戻したいところです。

○2 サッキースピネル（牡、加藤和義厩舎）は重賞の経験こそありませんが、冬場に大井へ移籍しもまれた効果もあって、3歳A級で勝ち負けできるまでに成長しています。前走のJRA未勝利交流戦でも中央勢と先手を争うスピードを見せて5着に粘り込みました。1700メートル戦は3走前に4コーナーを先頭で回って2着を5馬身引き離す強い勝ちっぷりを披露しており、今回も逃げた馬を見ながら先行できれば、直線抜け出しが図れそうです。

▲6 カトリーヌレーヴ（牝、高橋道雄厩舎）は3歳を迎えた今季10戦して6連対とブレイクしている一頭です。2走前のJRA未勝利交流戦は10着に大敗しましたが、前走の1700メートル戦は好位から脚を伸ばして2着と巻き返しています。先団から早めに先頭へ抜け出すことができれば、直線粘り込むシーンも考えられます。

追い上げる脚がある△10 アクティヴローズ（牝、加藤和義厩舎）や△5 ミリオンピエール（牝、佐藤茂厩舎）も、1700メートル戦なら浮上するチャンスがありそうです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　3→2・6・10・5（4点）
3連単（1軸流し）　3→2・6・10・5（12点）

石川門カップの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）