レース展望・予想

叩かれ上昇エイシンヴァラー「金沢スプリントカップ」(金沢競馬)

2019/07/23

3歳以上による北陸・東海・近畿地区交流「第17回金沢スプリントカップ」(金沢競馬場1400メートル)が、7月23日(火)の金沢競馬メイン第10レースで争われます。兵庫から1頭、笠松から2頭、名古屋から1頭の計4頭が遠征してきました。

断然の人気を集めるのは◎8 エイシンヴァラー(牡8、兵庫・新子雅司厩舎)です。中央6勝馬で、兵庫へ移籍後もダートグレードの黒船賞JpnIIIを勝つなど、実績ではこのメンバーに入ると抜けています。遠征続きで疲れもあったため昨年末の兵庫ゴールドトロフィーJpnIII以降は大事をとって休養していましたが、5月末の地元園田のA1特別で戦列に復帰しました。約5カ月ぶりとあって不安もありましたが、2番手追走からあっさり直線抜け出す快勝劇で、改めて底力の違いを見せつけました。休み明けを叩かれて上向いているのは確かで、初めての金沢コースでもハイレベルな走りを披露して、再び全国区の舞台へ名乗りを上げたいところです。

強豪エイシンヴァラーに一矢報いたいのは、地元の○7 ゴーインググレート(牡9、金田一昌厩舎)です。前走の日本海スプリントは、スタートダッシュがつかず先手争いに加われませんでしたが、早めにポジションを押し上げて、4コーナーでは逃げた名古屋のエイシンテキサスに並びかけるまで迫りました。直線入口で引き離されて2着でしたが、もう少し距離があればと思わせた内容でした。前走からあまり間隔がないため速い追い切り時計はありませんが、連日の乗り込みは豊富で、休み明けを2度叩かれて馬体も引き締まってきています。先団から抜け出すエイシンヴァラーを追いかけて、直線たたき合いに持ち込めるなら、肉薄するシーンがありそうです。

日本海スプリントに続いて金沢へ遠征してきた▲2 ストーミーワンダー(牡5、笠松・笹野博司厩舎)も見逃せません。前走は900メートルと距離が短すぎて4着でしたが、白銀争覇で勝っている1400メートル戦なら本来の姿を見せられそうです。今度こそ好位から脚を伸ばして上位争いに加わりたいところです。

△4 ウインクレド(牡6、名古屋・川西毅厩舎)は今春に中央500万下から名古屋へ移籍して堅実な差し脚を武器にオール3着以内の走りを続けています。相手は一気に上がりますが、中央在籍時には金沢の条件交流戦に参戦した経験もあって、初の重賞挑戦でも侮れない存在です。

地元の△3 サノラブ(牝5、加藤和宏厩舎)も短距離戦には自信を持っており、今回もスタートから積極的に運んで粘り込みを図ります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 8・7→8・7・2(4点)
3連単(フォーメーション) 8・7→8・7・2→8・7・2・4・3(12点)

金沢スプリントカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬