レース展望・予想

芝替わりで反撃リュイールスター「レインボーカップ」（盛岡競馬）

2019/07/20

20日（土）の盛岡競馬メイン第10レースは「レインボーカップ」（B1級、盛岡競馬場芝1600メートル）。

◎7 リュイールスター（牝6、橘友和厩舎）は中央ダート1勝、南関東B3を経て昨年岩手へ転入。ダートでは精彩を欠きましたが、芝で切れる末脚を披露。かきつばた賞（芝2400メートル）を2着、桂樹杯（芝1600メートル）で3着に健闘しました。今季もかきつばた賞3着で健在を誇示し、好調度を前面に牝馬準重賞・フェアリーカップへ挑戦しましたが、6着止まり。ダート適性の差がはっきり出ました。今回は中6日の強行軍で臨みますが、得意の芝とメンバー緩和で相殺。強烈なまくりを決め、岩手初勝利なるか注目です。

○3 ウインルーカス（牡4、及川良春厩舎）は今季初戦のA級戦で2着確保。幸先のいいスタートを切りましたが、以降は入着一杯。しかし芝のJRA条件交流で4着に突っ込んだ実績から前走はレインボーカップターフチャレンジにエントリー。陣営も半信半疑でしたが、メンバー中1頭だけ上り3ハロンで36秒台の末脚を駆使して完勝。芝に活路を求めて新境地を開きました。走破タイムもすばらしく2連勝にまい進します。

▲12 フリームーヴメント（牡6、三野宮通厩舎）は前走ウインルーカスの2着。2馬身（コンマ3秒）差の完敗でしたが、1700メートルの距離が長かった印象。マイルへ短縮なら首位奪回まで十分です。

△8 アドマイヤスカイ（牡7、小西重征厩舎）は中央芝2勝から盛岡芝を求めて転入。ここまで芝では2戦とも案外な結果ですが、出遅れも大きかった印象。発馬互角なら巻き返しも一考です。

△5 ルーク（牡5、橘友和厩舎）は芝だった前々走を快勝。コース適性を証明済みで侮れない存在です。

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馬単　7→8　（ボックス）　3・7・12（7点）
3連単（フォーメーション）　3・7→3・7・12→3・4・5・7・8・12（16点）

レインボーカップの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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