レース展望・予想

前走快勝トーホウリーガルが中心「アマリリス特別」（名古屋競馬）

2019/07/11

7月11日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「アマリリス特別」（A級3組、名古屋競馬場1800メートル）。

前走勝利を飾っている好調なライバルは多いが、実績上位の◎6 トーホウリーガル（牡6、原口次夫厩舎）がやはり中心だ。名古屋への再転入初戦だった前走A級6組では、中団から外々をまくりぎみに進出し、抜群の手ごたえで抜け出して4馬身差の完勝劇で飾ってみせた。中央在籍時の1000万条件（昨年12月の中山ダート1800メートル）で3着と馬券に貢献してみせた力の再証明だった。前走同様、調教や追い切りは軽めだが、ひと叩きされたことで中間ムードはアップ。中央では1700メートル、1800メートル戦をメインに戦ってきたことから距離延長もむしろ望むところ。当地初のA級特別戦とは言え、中央1000万で勝ち負けしていた力からまだまだ条件妙味がありそうだ。ワンクラス上の力を誇示したい。

好調持続中の○2 オンワードマリー（牝4、宮本仁厩舎）が逆転候補筆頭。レース巧者であり、逃げ、先行タイプが多い中、控える走りや差しに回れる器用さも魅力のひとつ。先行激化ならインコースで脚をため、直線一撃へ。

▲1 アサケハーツ（牡5、井上正厩舎）はA級への昇級初戦だった前走5組でも、しぶとい走りで3着に食い込んでおり馬券に欠かせない。相手、ペースを問わず決まって直線では差し脚を伸ばしてくる。前走でいきなりA級にも目処を立て、初めてのA級特別戦でも期待が持てる。

同タイプの先行ライバルとの兼ね合いがポイントも、前走の逃げ切りが力強かった△10 アオスタ（セン5、田中敏和厩舎）に、前走A級6組でトーホウリーガルの2着に突っ込んだ△11 ヨミ（牝4、坂口義幸厩舎）の地力も軽視できない。

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馬単（マルチ）　6⇔1・2・10・11（8点）
3連単（フォーメーション）　6→1・2・10・11→1・2・10・11　1・2・10・11→6→1・2・10・11（24点）

アマリリス特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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