レース展望・予想

ハクユウスターダム佐賀初勝利の大チャンス「大分川特別」（佐賀競馬）

2019/07/04

4日（木）の佐賀競馬メイン第12レースは「大分川特別」（オープン、佐賀競馬場1400メートル）。優勝馬には吉野ヶ里記念（7月21日）への優先出走権が与えられます。

◎1 ハクユウスターダム（牡6、東眞市厩舎）は、3月の佐賀転入後は6戦して勝ち星がありませんが、うち5戦で馬券圏内を確保と安定した成績を残しています。今回は出走馬6頭中、佐賀がばいダッシュ（6月23日、900メートル）からの参戦馬が5頭おり、その中では3着のこの馬が最先着でした。近走不振な馬も多いメンバー構成となり、佐賀初勝利は濃厚でしょう。

○4 マサヤ（牡8、東眞市厩舎）は、ここ4走は勝ち馬と1秒5前後の差で走り、休養明け直後よりは良化の兆しを見せています。3走前の九千部山賞（5月25日、1400メートル）、前々走の遠賀川賞（6月8日、1400メートル）では3着を確保。近走よりも相手関係が緩和して、連対圏への進出まで期待がかかります。

▲3 ベルモントナイト（牝8、柳井宏之厩舎）は、今年に入ってからは掲示板外に敗れるレースも多くなりましたが、2月の鏡山特別（1400メートル）2着、4走前の英彦山賞（5月11日、1400メートル）3着と、2度馬券圏内に進出しています。その2戦はともに先行策を取り、英彦山賞では2着のハクユウスターダムとはハナ差でした。再び先行策を取り、英彦山賞の再現を狙いたいところです。

オウノミチ（牡8、中野博厩舎）は、逃げて昨年の大分川特別を勝ちましたが、近走は後ろからの競馬が多くなりました。3走前の九千部山賞では逃げを打っており（8着）、逃げ馬不在の今回、九千部山賞同様に逃げの手に出るかもしれません。

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大分川特別の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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