レース展望・予想

実績上位ポルタディソーニのV有望「パールオープン」（名古屋競馬）

2019/06/28

6月28日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「パールオープン」（A級1組、名古屋競馬場1600メートル）。

素早い巻き返しを狙う◎6 ポルタディソーニ（牝5、瀬戸口悟厩舎）がもちろん中心だ。前走のA級1組はハイペースの流れに巻き込まれたのがすべてだった。外枠から強引に先制したウォーターディルの仕掛けに、最内枠スタートの同馬は引くに引けない展開にもなり、ハイピッチの流れで2番手で追走。自身の推定上がり3ハロンは39秒8を要したように、明らかに失速していた。ただそれでも3着をキープと馬券に貢献したのは力の証でもあった。馬なりの軽めの調教だったが、最終追い切りで時計を出したように中間気配は悪くない。2走前に王者カツゲキキトキトとクビ差の際どい勝負を演じた実績派が、力でしっかり反撃してみせる。

好素材○4 サムライドライブ（牝4、角田輝也厩舎）が確実に力を蓄えてきている。3歳戦卒業後の昨秋以降、古馬オープンの厚い壁にはね返され続けてきたが、前走の飛山濃水杯ではストーミーワンダーの決め脚に屈したが待望の古馬重賞戦線で銀メダルを獲得。近況は控えて差しに回るレースも板についてきた。地元のオープン古馬とも好勝負できるか、見どころの一つになる。

オープン連勝を狙う▲3 ビターレ（牡5、藤ケ崎一人厩舎）も差はわずか。先行勢がハイピッチで飛ばし、展開の利があったとはいえ、初のオープン挑戦だった前走を鮮やかに抜け出したのは収穫だった。自在なレース運びができるレース巧者でもあり、馬券に欠かせない存在だ。

鋭く頭まで突き抜けた前走の勝利が復活を印象づけた△5 メモリーフェーブル（牝5、塚田隆男厩舎）や依然好気配の△2 エバーゴールド（牡5、瀬戸口悟厩舎）も連争いは十分。

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馬単　6→2・3・4・5（4点）
3連単（1軸流し）　6→2・3・4・5（12点）

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（文／中部地方競馬記者クラブ）


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