レース展望・予想

白星発進決めるかナリタゴールド「かきつばた賞」（盛岡競馬）

2019/06/03

3日（月）盛岡競馬メイン第12レースは、準重賞「かきつばた賞」（オープン、盛岡競馬場芝2400メートル）。地方全国交流重賞・せきれい賞のトライアルです。

◎3 ナリタゴールド（セン7、飯田弘道厩舎）は4走前の京都芝2000メートル戦を快勝。ほかに芝で1勝、2着2回、3着3回の成績を残し、1000万下へ在籍。かきつばた賞3連覇を目指していたサンエイゴールドは残念ながらリタイア。一転して主役不在となりましたが、ナリタゴールドは1800メートル以上をメインに使われ、2400メートルは望むところ。白星発進で決めるか注目です。

○7 リュイールスター（牝6、橘友和厩舎）は昨年、このレースで2着確保。盛岡芝2400メートルを経験しているのは1頭のみなのに加え、好走実績が強みです。5カ月ぶりの実戦を叩いて太めだった馬体も絞れてくるのは確実でしょうから、待望の岩手初勝利のシーンまで。

▲4 マイネルスカイ（牡4、菅原勲厩舎）は再転入戦を快勝し、JRA条件交流戦（芝1700メートル）でも3着に健闘しました。JRAの芝2400メートルで2着1回の実績も見逃せません。

△9 グランアルマダ（セン7、及川良春厩舎）の評価に迷うところ。中央芝5勝は群を抜きますが、転入戦を大敗。生涯2度目のダート戦でしたが、不満が残る内容。とはいえ盛岡芝を求めてのトレードでしたし、長丁場がベスト。一転して激走の可能性があります。

△8 コスモロングソード（牡6、伊藤和厩舎）は盛岡芝7勝と適性ナンバーワン。課題は距離ですが、スロー必至。上り勝負ならこなせるはずです。

△6 コスモリョウゲツ（牡5、板垣吉則厩舎）は芝2400メートルこそ未経験ですが、盛岡芝4戦4勝が不気味。

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馬単　3→7・4・9・8　7・4・9→3（7点）
3連単（フォーメーション）　3・7→3・4・7・9→3・4・7・8・9（18点）

かきつばた賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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