レース展望・予想

相手に恵まれミノルシャープ連勝なるか「大雪賞」（ばんえい帯広競馬）

2019/06/02

6月2日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「大雪賞」（オープン混合）が行われます。

オープンのエメラルド特別から1着ミノルシャープ、5着ソウクンボーイなど4頭、2走使いのA1・A2級決勝混合戦からは1着コウリキ、3着シンザンボーイ（牡8、坂本東一厩舎）、6着マツカゼウンカイ（牡5、松井浩文厩舎）などによる8頭立て。勝ち時計比較では、エメラルド特別が680キロで1分55秒3、A1・A2級決勝混合戦は650キロで1分43秒5。重量と展開を考慮すると、エメラルド特別組の力量上位は明白といえます。

◎5 ミノルシャープ（牡5、大友栄人厩舎）690キロを本命に推します。今季初戦のスプリングカップでは1着コウシュハウンカイから5秒1差の2着。2戦目の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯では32秒7もの差をつけられ9着と惨敗していますが、優勝馬はオレノココロ。前走のエメラルド特別では同型のメジロゴーリキが作った速いペースでも並走し、障害をひと腰で切り、抜け出して1着は強い勝ち方でした。今回は次週のスタリオンカップとオープン馬が分散し、メジロゴーリキも不在なら逃げ切りが期待されます。

○8 コウリキ（牡7、長部幸光厩舎）685キロが対抗です。A1・A2級決勝混合戦では2着キタノユウジロウに6秒2差をつけ快勝しています。課題であった障害を修正し、近走は安定感さえ感じられるほどの巧者に変身しています。

▲1 ソウクンボーイ（牡9、西邑春夫厩舎）690キロが3番手です。2戦続けて5着に健闘。あとは障害の切れ次第といえます。

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馬単　5→8・1・2・7・3（5点）
3連単（フォーメーション）　5→8→1・2・7・3（4点）

大雪賞の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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