レース展望・予想

前走圧勝ジュエリーハンターが連勝狙う「美川おかえり祭り特別」（金沢競馬）

2019/05/14

5月14日（火）に開催される金沢競馬の注目レースは、最終第12レースで争われる「美川おかえり祭り特別」（C1級一組、金沢競馬場1700メートル）です。C級では珍しい1700メートル戦とあって、平穏に収まりそうに見えながら波乱もありそうな雰囲気が漂います。

まず人気になりそうなのは元A級馬の◎8 ジュエリーハンター（牝6、金田一昌厩舎）です。昨季はB2級にクラスが下がっても連絡みに届かないレースが続いていましたが、今季はC1級まで下がったこともあり、前走は後続を6馬身引き離して逃げ切る圧勝劇を演じて、約12カ月半ぶりの白星を飾りました。自信を取り戻してきた今の状態なら連勝も狙えそうで、1700メートルに距離が延びてもマイペースの逃げに持ち込めれば後続の追い上げを振り切ることは可能です。

距離延長が歓迎なのは○3 スカイステージ（牡6、黒木豊厩舎）です。1700メートル戦は初めてとなりますが、中央に在籍していたころには障害レースの経験も多くありスタミナに長けているタイプです。1900メートルで争われた昨年末のB級準重賞・能登波の花賞でも人気薄ながら3着まで追い上げてきました。今季はまだ連対に届いていませんが、直線の追い比べ勝負になるなら浮上してくるシーンは十分に考えられます。

今季開幕戦から4戦連続で5着が続いている▲4 シュシュ（牝6、菅原欣也厩舎）も、約1年ぶりとなる1700メートル戦で復調のきっかけをつかみたいところです。目立った強敵が見当たらない今回のメンバー構成なら追走に手こずることはなさそうで、確実に詰め寄ってくる末脚が生かせそうです。

△9 テラフォーマー（牡5、吉井一良厩舎）や△7 ハニーブーケ（牝6、中川雅之厩舎）も今季まだ入着一杯のレースが続いていますが、以前は先行していたようにスピードもあり、1700メートル戦でペースが緩んで前々で運べるなら、前残りもありそうです。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票　
馬単（マルチ）　8⇔3・4・7・9（8点）
3連単（フォーメーション）　8→3・4・7・9→3・4・7・9　3・4・7・9→8→3・4・7・9（24点）

美川おかえり祭り特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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