レース展望・予想

叩かれ前進グレートアラカー「やまびこ賞」(水沢競馬)

2019/05/04

4日(祝・土)の水沢競馬メイン第11レースは東北優駿(岩手ダービー)トライアル「第32回やまびこ賞(M3)」(3歳、水沢競馬場1900メートル)。

◎2 グレートアラカー(牡、千葉幸喜厩舎)は昨年10月、若駒賞3着後に戦列離脱。約5カ月半の休養からスプリングカップで復帰。パンプキンズの逃げ切りに屈しましたが、久々の実戦に加えてスタートで出遅れ。それでも3/4馬身差2着にまとめ、改めて地力の高さを証明しました。今回は休み明け2戦目で体も絞れてくるのは確実。豪快なまくりを決め、重賞2つ目をゲット。さらに岩手クラシックの王道へ向けても弾みをつけたいところでしょう。

○3 パンプキンズ(牡、伊藤和忍厩舎)はスプリングカップで鮮やかな逃げ切りを決め、寒菊賞に続くタイトルを獲得。自慢のスピードが冴え渡りました。今回は距離が一気に延びて1900メートルが舞台。距離対応が最大ネックとなりますが、1周1200メートルの小回り水沢ならペース次第。前半で楽に逃げて体力を温存できれば克服可能。流れがカギを握りそうです。

▲5 リュウノボサノバ(牡、酒井仁厩舎)はデビュー4戦目の船橋1200メートルで初勝利を飾り、重賞・平和賞へ挑戦。6着に善戦しました。転入直前のブルーバードカップ大敗が気がかりですが、内に包まれて戦意喪失した印象。戦ってきたメンバーを考えれば転入初戦から勝ち負け必至。

△8 バイクミリオン(牡、飯田弘道厩舎)はスロースターターですが、エンジンがかかってからの行き脚抜群。その意味でも距離歓迎。

△1 ポエムロビン(牡、佐藤祐司厩舎)は先行しての粘りが身上。ペースが落ち着けば残り目一考。

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馬単 2→3・5・8(3点)
3連単(フォーメーション) 2→3・5・8→1・3・5・8(9点)

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(文/松尾康司)


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