レース展望・予想

カツゲキキトキト東海最強の意地見せる「オグリキャップ記念」(笠松競馬)

2019/04/25

4月25日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「第28回オグリキャップ記念(SP1)」(笠松競馬場2500メートル)。

今年から優勝賞金が倍増した地方全国交流のマラソン重賞に、各地からスタミナ自慢が集まり、ハイレベルで興味深いV争いが繰り広げられる。約3カ月半ぶり復帰戦だが、地方重賞18Vを誇る、誰もが認める東海最強馬◎7 カツゲキキトキト(牡6、錦見勇夫厩舎)がやはり一番の注目を浴びそうだ。年頭の名古屋記念でしっかり人気に応え、2019年の走り始めで絶好のスタートを切ったが、その後脚部不安を発生。ケガが癒えて一度は調教を再開したが、その後反対の左前脚を痛めて、戦線離脱が長引いた。「筋を痛めたから、ちょっと時間がかかったね。さすがに万全とは言えないかな」と、主戦・大畑雅章騎手は不安も口にするが、地方馬同士の戦い。なにより、長丁場の2500メートルは、息の長い末脚自慢にとって得意の舞台で、2017年の覇者でもある。もちろん仕上がり途上は否めなくても、中央馬相手のダートグレードでも勝ち負けするカツゲキキトキトが、底力を改めてファンにアピールするか。

ただ、強敵ぞろいでV候補は多い。なかでも高い中央実績を持つのは○1 グレイトパール(牡6、佐賀・川田孝好厩舎)。中央在籍時の2017年には平安ステークス、アンタレスステークスと中央場所のGIIIを連勝したキャリア馬だ。佐賀移籍後も前走の佐賀記念JpnIIIで4着に食い込み、力の片りんを披露している。デビュー以来初めての2500メートルと2カ月半ぶりのレースが鍵になるが、高い評価が必要だ。

昨年の優勝馬▲10 エンパイアペガサス(牡6、岩手・佐藤祐司厩舎)が連覇へ虎視眈々(たんたん)。早めの抜け出し劇で2着以下をブッチ切り、大差勝ちを収めた昨年の走りは、笠松ファンの脳裏にまだ鮮明に残っているはず。前走の地元オープンを完勝で飾り、今年も好ムードでの参戦。V2十分だ。

ベテラン9歳△5 メイショウオオゼキ(セン9、兵庫・新子雅司厩舎)も勝ち負けに欠かせない。中央では2勝に留まったが、園田移籍後、破竹の4連勝を飾り、前走の長距離重賞・六甲盃ではハナ差2着と勝ちに等しい好勝負を演じた。穴は小回り地方移籍で再ブレイク中のベテランだ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔1・5・6・10(8点)
3連単(フォーメーション) 7→1・5・6・10→1・5・6・10 1・5・6・10→7→1・5・6・10(24点)

オグリキャップ記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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