レース展望・予想

サノイチ通過点「げんぞまいり特別」(金沢競馬)

2019/04/01

2019年度シーズンの金沢競馬は4月1日~3日までの3日間連続開催で幕が開けます。1日(月)の初日は多頭数のレースがそろっていますが、中でも最終第12レースの「げんぞまいり特別」(B1級一組、金沢競馬場1700メートル)は、今後A級に入っても活躍が期待できる好メンバーがそろいました。

◎11 サノイチ(牡8、鈴木長次厩舎)は中央5勝の元オープン馬で、転入初戦は手綱を抑えたまま3コーナー手前で逃げた馬に並びかけると、4コーナーを先頭で回って直線後続をグングン引き離し、終わってみれば8馬身差の圧勝劇でした。1700メートル戦は初めてになりますが、中央で1600メートルを勝っている実績から問題なさそうで、引き続きB1級で走れるのも有利です。もし次開催でA級に昇級して勝つことができれば、今季最初の重賞・金沢スプリングカップも視野に入ってくるだけに、今回も強い勝ちっぷりが期待されます。

○6 バルタンセージ(セン7、中川雅之厩舎)は昨終盤にリズムを崩していましたが、冬休み明けとなった前走の開幕戦は逃げた馬を2番手からマークして3コーナー過ぎから先頭に立つと、2馬身半のリードを保ったままゴール板を駆け抜けました。例年春先は調子がいいタイプで、1700メートル戦もこれまで4勝していて問題ありません。今回も先行策から早めに先頭へ抜け出せば、ゴール前粘り込みそうです。

▲8 エイシンクウカイ(牡5、高橋俊之厩舎)は大井からの再転入となった前走のA2級でも3着に追い上げて、末脚はきっちり発揮しました。B1級にクラスが下がったのは有利で、脚質的にも距離が延びるのは歓迎です。次位争いが混戦になるなら、直線の追い比べで浮上してくるシーンは十分に考えられます。

開幕戦で2着を外さなかった△3 ドロダンゴ(牡9、高橋俊之厩舎)も、昨季に引き続いて好リズムをキープしており、今回も見逃せません。

大井から移籍してきた△2 サクライザベル(牝4、加藤和義厩舎)は、これまで中央と南関東で連対が一度もなく実績面で見劣りますが、調教での感触は良さそうで、ペースが緩くなる1700メートル戦なら変わり身があるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 11→6・8・3・2(4点)
3連単(1軸流し) 11→6・8・3・2(12点)

げんぞまいり特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬