レース展望・予想

飛躍の年なるかミスティカル「スプリント特別」（水沢競馬）

2019/03/31

今週の岩手競馬は2日間開催。2018年度を締めくくる31日（日）の水沢競馬メイン第11レースは、オープン馬による「スプリント特別」（水沢競馬場1400メートル）です。

◎6 ミスティカル（牡4、新田守厩舎）は中央500万下から移籍2戦目を快勝しましたが、以降は3着が最高と、最後のひと踏ん張りが足りない印象でした。しかし、終盤に水沢1400メートル戦を連勝。3歳準重賞・奥州師走スプリントも制し、いい形で冬休みに入りました。今シーズンは飛躍の年。1400メートル戦は通算4勝のうち3勝を挙げており、願ってもない距離。年をまたいで3連勝を飾るか注目です。

○5 メイショウオセアン（牡8、村上昌幸厩舎）は中央準オープンから鳴り物入りで一昨年に岩手へ転入。重賞でも連対を確保しましたが、白星を挙げることができず案外の結果に終わりました。昨年、陣営は短距離へ矛先を変えたところ、本領を発揮。1200メートル重賞・岩鷲賞を制し、重賞ウイナーの仲間入りを果たしました。中央5勝のうち4勝が1400メートル戦。久々も苦にせず逆転首位を狙います。

▲9 フォルス（牡6、板垣吉則厩舎）は南関東から再転入。他のメンバーはすべて今年初出走に対し、2月まで実戦を使われてきたのが最大の強み。揉まれない外枠なら控える競馬も問題なく、好勝負必至です。

△3 スペクトル（牡7、櫻田康二厩舎）は2度の長期休養から復帰。最終2戦を連勝し見事な復活劇を演じました。好枠を味方に一気に押し切るシーンまで。

△7 シャドウパーティー（セン10、三野宮通厩舎）は地方全国交流重賞・OROターフスプリントを優勝。10歳馬ですが今季も元気一杯です。

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馬単　6→3・5・7・9　3・5・9→6（7点）
3連単（フォーメーション）　5・6→3・5・6・9→3・5・6・7・9（18点）

スプリント特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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