レース展望・予想

アポストルの差し切り期待「大寒特別」（園田競馬）

2019/01/29

29日（火）の園田競馬メイン第10レースに「大寒特別」（B1、園田競馬場1230メートル）が行われます。

JRAから転入3走目◎10 アポストル（牡4、松平幸秀厩舎）がコースに慣れて、鋭い末脚で園田の初勝利を期待します。門別の新馬戦では4番手から抜け出し2着に2秒3の大差をつけて圧勝しています。2、3戦目の重賞で連続3着です。特に1200メートルだったイノセントカップは勝ち馬とクビ＋2馬身差と善戦しています。その勝ち馬は今年1月3日の川崎・報知オールスターカップで重賞6勝目（通算8勝目）をマークしたヤマノファイトです。2歳11月からJRAに移籍し、2戦目には11番手から上がり3ハロン36秒6をマークしてミスターメロディ（直後にファルコンステークスGIIIを制し、前走の阪神カップGII・2着）の3着まで伸びました。さて、園田に転入直後は、JRAでオール左回りを使ったためにコースに戸惑っていました。しかし、前走は3コーナー過ぎから仕掛けてホクセツプリンス（現A2）の4着でしたが、上がり3ハロンは勝ち馬（39秒4）を凌ぐ38秒6のメンバー最速でした。前走は1番枠に泣きましたが、今回は外寄りの枠です。抜けた馬が不在のメンバー構成だけに、その末脚が生きると思います。

相手筆頭は枠を主張して逃げる○4 オトコギ（牡7、高馬元紘厩舎）です。16年7月にはA2（1230メートル）で逃げ切って、エイシンハヤテ以下を一蹴しています。B1も過去4勝の実績。なおこの馬も、14年の門別でのデビュー戦で逃げ切り楽勝しています。

▲1 アイアイハッピー（牡5、保利良次厩舎）が1番枠を生かして好位がっちりから直線勝負です。

大外を引いた☆12 プレシャスムーン（牝8、黒田隆男厩舎）は前述アポストルをマーク策からゴール前で迫ります。

末脚勝負△2 レオベスト（牡7、織田誠厩舎）は内枠のクリアがカギです。

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馬単（ボックス）　10・4・1・12・2（20点）
3連単（ボックス）　10・4・1・12（24点）

大寒特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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