レース展望・予想

混戦模様も岩田騎手のモンファロンに期待「夢前川特別」（園田競馬）

2019/01/16

16日（水）の園田競馬メイン第11レースにJRA交流「夢前川特別」（JRA500万・地元A1以下、園田競馬場1400メートル）が行われます。

抜けた馬が不在のメンバー構成です。コースを熟知している岩田康誠騎手が新馬戦（阪神芝1400メートル）以来の手綱を取る◎10 モンファロン（牡4、JRA・高橋義忠厩舎）を軸に置きます。半兄には今年の京都・万葉ステークスを逃げ切ったヴォージュ、重賞6勝馬バズーカがいます。ちょっぴり太め残りだった新馬戦は4番手の好位を進みましたが直線ひと息で8着でした。ですが、馬体が絞れた2戦目から勝ち馬とコンマ3秒からコンマ9秒差の間で3着2回、4、5着各1回、6着2回と善戦しています。そして、結果が出たのが昨年6月、約半年の休み明け初戦でした。1番枠から内ラチ沿いの7番手を進み、直線半ばで先に抜け出した3頭の外に出して差し切りました。500万では2000メートル以上を多用しましたが、昇級初戦と前走の特別戦以外は大きく負けていません。初のダート戦ですが、母ギュイエンヌは3勝中2勝をダート1400メートルで挙げており、前述した半兄バズーカなどの血統背景からダートをクリアすると思います。小回りコースだけにテンから動いて岩田騎手が早め勝負に出て2勝目です。

典型的な逃げ馬が不在だけに○2 マルクデラポム（牝6、JRA・松下武士厩舎）が楽に主導権を奪えそうです。逃げ馬有利の小回りコースも大きな味方になります。新馬戦など逃げた競馬は6回。昨年8月の3走前（小倉ダート1700メートル）もスタートを決め、主導権を取りました。残り1ハロンまでは先頭でしたが、結果は4頭に交わされて5着。しかし、勝ち馬とはコンマ8秒差と善戦しています。

前走の金沢でのJRA500万交流戦で2着▲3 ジャスパーエイト（牡4、JRA・森秀行厩舎）、初勝利直後の500万（京都ダート1400メートル）2着の実績がある☆4 メイショウルクール（牝4、JRA・飯田祐史厩舎）、地元勢では前走のJRA500万交流・揖保川特別3着△5 スクワール（牡7、長倉功厩舎）、格下も好調イナクティーレ（牡4、柏原誠路厩舎）などに注意です。

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夢前川特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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