レース展望・予想

地元で巻き返すカイシュウキリシマ「福寿草特別」（笠松競馬）

2019/01/09

1月9日（水）の笠松競馬メイン第11レースは「福寿草特別」（A級3組、笠松競馬場1600メートル）。

勝手知った地元のA級3組に戻れば、◎3 カイシュウキリシマ（牡6、笹野博司厩舎）の素早い巻き返しに期待がかかる。前走は初めて地元笠松を離れての名古屋出張戦。しかも逃げ・先行タイプぞろいの構成の中、内枠スタートもマイナスに作用したようだ。終始インでもまれる慣れないレースを余儀なくされ、力を出しきれず5着に終わった。ただ、地元笠松コースでは12戦【10・1・1・0】。すべてのレースでファンの馬券に貢献中。しかも2走前には7ハロン戦ながら準オープンをすでに制している。仕切り直しの地元戦。スッキリ仕留めたい。

中央戦歴で上回る○5 シェアード（牡6、井上孝彦厩舎）が逆転を狙う。1000万特別でも好勝負した実力派で中央で3勝を挙げたキャリアはキラリと輝く。前走2着も抜群の走破時計1分25秒4を考えれば、勝ち馬が強すぎただけとも言える。先行態勢を築き、自分のレースに持ち込めば移籍後、待望の初勝利も十分ありそうだ。

潜在能力高い▲10 セブンサムライ（牡6、柴田高志厩舎）も軽視できない。前走は失速してブービー8着に終わったが、強敵相手のオープン参戦で、しかも距離不安があり1800メートルの距離は長かったようだ。しかし3組では10月戦、11月戦をともに好位から鮮やかに差し切って連勝中。折り合いがカギになるが、鋭い決め脚は一撃候補だ。

ともにマイル戦での距離実績いまいちも、しぶとさと地力を兼ね備える△7 オースミチャド（牡8、笹野博司厩舎）、△2 オロフィナアスール（牝6、川嶋弘吉厩舎）も3連単候補に欠かせない。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　3⇔2・5・7・10（8点）
3連単（フォーメーション）　3→2・5・7・10→2・5・7・10　2・5・7・10→3→2・5・7・10（24点）

福寿草特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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