レース展望・予想

勢いある3歳グリム中心「名古屋グランプリ」（名古屋競馬）

2018/12/24

12月24日（振・月）の名古屋競馬メイン第11レースは「第18回名古屋グランプリJpnII」（名古屋競馬場2500メートル）。

国内ダートグレード最長の距離2500メートルで争われるマラソンレースは名古屋の師走の名物重賞。JRA勢が第2回以降、優勝し続けており、今年も5頭参戦した中央勢は粒ぞろい。

なかでも一番の魅力は、すでに重賞2勝を飾る勢いあふれるフレッシュ3歳◎7 グリム（牡3、JRA・野中賢二厩舎）だ。重賞初挑戦だったユニコーンステークスGIIIこそ9着に終わったが、8月のレパードステークスGIIIで待望の重賞ウイナーに仲間入り。続く地方初遠征の金沢・白山大賞典JpnIIIではレコードタイムのおまけつきの圧巻逃亡劇で難なく重賞2連勝に成功。前走の浦和記念JpnIIは2着に留まったとはいえハイペースの流れの中、きっちり粘り込んで連対確保。高く、安定したセールスポイントの先行力で中央、地方のダート戦戦で気を吐いている。なにより強力な逃げ、先行タイプのライバルが少なく、構成的にマイペースの逃げも可能。勢いある3歳フレッシュがV争いをリードしていく。

もう1頭の中央3歳馬○8 チュウワウィザード（牡3、JRA・大久保龍志厩舎）も魅力の好素材。7戦4勝、2着1回、3着2回。デビュー以来すべてファンの馬券に貢献するようにセンスがあり、勝負強いタイプでもある。約3カ月ぶりの実戦で、しかも初のオープン挑戦だった前走でしっかり2着に突っ込んだのも高い能力とセンスの証明。ひと叩き効果も期待でき、重賞初参戦でもの期待は十分。

実績上位の▲1 ミツバ（牡6、JRA・加用正厩舎）は巻き返しを狙っての参戦。モロさも同居するタイプだが、8着だったとは言え、前走のチャンピオンズカップGIも勝ち馬から1秒1差と大きく負けていない。中央勢ではただ1頭コース経験があり、今春の名古屋大賞典JpnIII・2着のアドバンテージは強み。流れに乗ってレースを運べれば鋭い決め脚が生きてくる。

GI（JpnI）では成績ひと息も堅実駆けに定評ある△5 センチュリオン（牡6、JRA・田村康仁厩舎）も馬券に欠かせない。

地方勢ではもちろん地元最強馬△6 カツゲキキトキト（牡5、錦見勇夫厩舎）に期待がかかる。一昨年、昨年と連続銅メダル獲得と、名古屋のダートグレード3競走で一番の好相性を誇る。息が長く、バテない末脚自慢に2500メートルの長丁場がマッチするのだろう。スタミナ比べに持ち込んで今年もファンの馬券に貢献したい。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　7⇔1・5・6・8（8点）
3連単（フォーメーション）　7→1・5・6・8→1・5・6・8　1・5・6・8→7→1・5・6・8（24点）

名古屋グランプリの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬