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レース展望・予想
得意距離で勝機十分ストリートスマート「ビオラ特別」(名古屋競馬)
2018/11/28
11月28日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「ビオラ特別」(A級3b組、名古屋競馬場1600メートル)。
セールスポイントの差し脚が冴える◎1 ストリートスマート(牡4、竹下直人厩舎)が中心になりそうだ。A級へ昇級初戦だった2走前のA級4組では後方から外々を回る豪快な追い込みでアタマまで突き抜けると、前走4組もらしさをしっかりと発揮し、コンマ4秒(2馬身)差の2着。勝ったのは中央2勝(ともに笠松の条件交流戦)で今秋転入してきた圧倒的人気馬だったが、きっちり連対したあたりが地力強化の証でもあった。初の特別戦への挑戦が、差しタイプにとって不利の最内1枠スタートになったが、マイルは7戦5勝、2着2回とパーフェクト連対を誇る得意距離。うまくさばいて直線の追い比べに持ち込めば、初の特別戦もクリア可能だ。
先行馬に有利なペースで推移すればしぶとい走りを見せる近況の○7 サザンライツ(牡7、藤ケ崎一男厩舎)にチャンスが生まれる。今年7月のA級5組から勝ち星を挙げられていないが、コンスタントに粘り強さを発揮し、大崩れが少ないタイプでもある。構成的に先制も可能なメンバーでマイペースの逃げに持ち込めば、久々の勝利も見えてくる。
約7カ月半ぶりの実戦は大きなハンデも▲5 ダイゴマサムネ(牡6、倉地学厩舎)はやはり軽視できない。長期ブランクの割に調教やケイコが軽めだが、休養前のA級3組特別では2戦2勝、準オープンでも2着に逃げ粘ってみせた実績上位馬。強敵不在もあり、ワンランク上の底力がいきなりモノを言うか。
追い込み不発が続く近況だが△2 ハナノバンジョウ(牝5、迫田清美厩舎)も一発を秘めている。前走A級3組の7着大敗は距離不足の7ハロン戦も影響していた。1ハロン延長したマイル戦で波乱の立役者を演じたい。
<おすすめの買い目>
馬単 1→2・5・7・8(4点)
3連単(1軸流し) 1→2・5・7・8(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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