レース展望・予想

上り馬の勢いヒストリーメイカー「北國王冠」(金沢競馬)

2018/11/18

地方最長距離で争われる「第66回北國王冠」(金沢競馬場2600メートル)が、11月18日(日)に行われる金沢競馬メイン第10レースで行われます。地方全国交流となって2年目となる今回は南関東と佐賀から2頭ずつと名古屋、兵庫から各1頭ずつの計6頭が遠征してきました。

3歳から10歳までのスタミナ自慢たちを相手に、どんなレースをするか注目されるのは地元で重賞初挑戦となる◎2 ヒストリーメイカー(牡4、鈴木正也厩舎)です。中央未勝利から金沢にやってきて12戦9勝、2着3回の連対パーフェクトでついにトップクラスまで駆け上がってきました。金沢では1500メートル戦までしか走ったことがありませんが、中央では1900メートル戦も経験しており、長い距離もこなせないわけではありません。内枠を生かして好位をキープできれば、初のオープン相手でも勝ち負けが期待できそうです。

遠征勢でもっとも決め手がありそうなのは○4 クラールハーモニー(牡4、川崎・高月賢一厩舎)です。ようやく前走B1・B2級混合戦を勝ったばかりの身ですが、どのレースでも優秀な上がりタイムで直線伸びてきており、ロングスパートには定評があります。距離2000メートルではこれまで6戦すべて馬券に絡んでいて、今回の2600メートル戦も合いそうです。前崩れの展開になるなら向正面から一気に駆け上がってくるシーンがありそうです。

▲9 ムーンファースト(牡4、金田一昌厩舎)は白山大賞典JpnIIIで6着後、この北國王冠を目標にハードなトレーニングを積んできました。今春は1900メートルの金沢スプリングカップを制すると、2100メートルの百万石賞でも接戦の2着と健闘しており、長い距離の方が勝負強さが発揮できています。同じ厩舎でペースを握ることが予想されるメイジンを見ながらレースを進めることができれば、ゴール前際どい勝負に持ち込めそうです。

4歳ばかりピックアップしましたが、復調気配がうかがえる△1 トウシンイーグル(セン10、兵庫・高馬元紘厩舎)や、前走の九州大賞典で、九州ダービー栄城賞を含む佐賀二冠馬スーパージェットを破り重賞初制覇した△12 スーパーノヴァ(牡6、佐賀・九日俊光厩舎)のベテラン勢も底力は高いだけに不気味な存在です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔4・9・1・12(8点)
3連単(フォーメーション) 2→4・9・1・12→4・9・1・12 4・9・1・12→2→4・9・1・12(24点)

北國王冠の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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