レース展望・予想

秋の短距離王決定戦は2強対決「佐賀オータムスプリント」 （佐賀競馬）

2018/11/11

11日（日）の佐賀競馬メイン第12レースは重賞「第1回佐賀オータムスプリント」（佐賀競馬場1400メートル）。今年度新設の重賞で、同じく新設のウインターチャンピオン（1月27日）とともに秋冬の短距離路線を形成します。

◎3 ウルトラカイザー（牡10、真島元徳厩舎）は、5月下旬以降は1400メートル戦のみに出走。重賞の吉野ヶ里記念（7月22日）を含む5連勝中でしたが、前走の五ヶ瀬川賞（10月13日）では負担重量が1キロ加増され57キロとなり、シゲルクロマグロの逃げ切りを許し、同馬から4馬身（コンマ7秒）差の2着でした。56キロで出走した前々走の玄界灘賞（9月29日）では、シゲルクロマグロに4馬身（コンマ7秒）を付け勝利。56キロに戻る今回は巻き返しが大いに期待されます。

○2 シゲルクロマグロ（牡5、九日俊光厩舎）は、3月のA2級昇級後は9戦中8戦で馬券圏内を確保し、特別クラスは3勝を挙げています。ウルトラカイザーとは4度直接対決し、前走の五ヶ瀬川賞で初めて先着しました。重賞（旧S2重賞除く）は今回が初挑戦ですが、今の勢いなら優勝争いは十分に可能でしょう。

▲1 キングプライド（牡6、土井道隆厩舎）は、5月の佐賀スプリングカップ（1800メートル）を勝利後は休養入りし、今回が復帰初戦です。九州ダービー栄城賞（2000メートル）優勝など、中距離戦で活躍していますが、1400メートル戦でもA級特別（旧S2重賞含む）3勝を挙げており、距離への対応はできそうです。

そのほか、吉野ヶ里記念や五ヶ瀬川賞で3着の△5 ベルモントナイト（牝7、柳井宏之厩舎）にも上位進出の期待がかかります。

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馬単　3→2　2→3（2点）
3連単（フォーメーション）　3・2→3・2→1・5（4点）

佐賀オータムスプリントの出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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