レース展望・予想

末脚切れるホクショウサスケに期待「端野峠特別」（ばんえい帯広競馬）

2018/10/27

10月27日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「端野峠特別」（B1級-1組）が行われます。

前走B1級-1組平場戦で圧勝したホクショウサスケを筆頭に、快速馬センショウニシキ、障害巧者ノエルブランなど好調馬が多く、どの馬にもチャンスがありそうな一戦。当日の十勝地方は雨予報で時計の競馬になりそうです。

◎3 ホクショウサスケ（牡8、村上慎一厩舎）705キロを本命に推します。B2級平場戦1着の後、定量500キロの超スピードレース疾風賞を55秒8の好タイムで1着。2走前はB1級に昇級しての1組で、重量が一気の170キロ増には対応できず8着と敗れています。昇級2戦目の前走は前半53秒の流れで、先行したノエルブランをマークし障害を3番手で切ると、直線一気に交わしてゴール前は持ったまま。2着ノエルブランに11秒3もの差をつけての1着は強い勝ち方でした。障害に注文がつく馬ですが、前走と同様に両隣が障害巧者で、その2頭が障害を抜けてから仕掛けても十分差し切りが狙えます。

○1 ノエルブラン（牡4、槻舘重人厩舎）695キロが対抗です。今季は3勝を挙げています。近走は勝ち切れていませんが、好調持続。逃げ切りが勝ちパターンと器用さを欠くタイプで、後続馬の目標にされやすくゴール前での叩き合いで競り負けすることも多い馬ですが、平場戦の速い流れよりは、特別戦の方が障害力を生かしての逃げ粘りが期待できます。

▲4 センショウニシキ（牡4、岩本利春厩舎）695キロが3番手です。今季は14戦して5勝、2着4回、3着3回の安定感はメンバー随一といえます。前走はヤマトジャパンとの叩き合いで競り負け0秒7の僅差2着と惜敗していますが、見せ場は十分と言えるレース内容でした。

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端野峠特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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