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レース展望・予想
キャリア上位エリアント「秋風ジュニア」(笠松競馬)
2018/09/06
9月6日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「秋風ジュニア」(2歳オープン、笠松競馬場1400メートル)。
今年デビューした若駒2歳にとって初めて迎える準重賞。今後の重賞戦戦を占う意味でも、がぜん注目される。スター候補に真っ先に名乗りを上げるのは果たして?
多くの馬に出番がありそうだが、やはり魅力の存在は、レベル高い道営出身組。なかでも◎1 エリアント(牝、笹野博司厩舎)は新馬戦を後方から一気の鮮やかな追い込みで仕留めた飛び切りの好素材。小回りで先行有利の当地コースが差し・追い込みタイプのこの馬にとってどうかだが、前走はオープンでも4着と健闘。道営で新馬Vにオープン入着キャリアもあるとあれば、東海に入れば能力、センスともに間違いなくトップレベル。難敵相手に結果を残してきた実績馬のリスタートに、熱視線がそそがれる。
もう1頭の道営からの移籍馬、○7 ボルドープラージュ(牝、笹野博司厩舎)もセンスが高い。デビュー2戦目にすぐに勝ち星を挙げ、7月のオープン特別では8着に終わったものの、先のエリアントと僅差の勝負を演じている。エリアントよりも先行力があり、脚質的には軽い馬場の笠松向きとも考えられる。互角の高い評価が必要ではないか。
既走組では笠松新馬戦を絶好タイムで駆け抜けた▲2 パドルシフト(牡、井上孝彦厩舎)に注目。ひと息入った2カ月半ぶりの実戦で仕上がり途上感は否めないが、2番手から悠々抜け出した新馬Vが鮮やかだった。レース経験はわずか1戦だが、走りっぷりが上々で、未知なる魅力にあふれる、可能性を感じさせる1頭だ。
ともに前走は甘いスタートが響いて成績イマイチに終わった△3 ドリームノーティス(牝、尾島徹厩舎)、△10 ワイエススカイ(牝、伊藤強一厩舎)も反撃を狙う。2頭ともに不利な戦いを余儀なくされながらも差し脚を駆使し、4、3着まで追い上げた走りに力を感じさせた。1組勝ちの地力派でもあり、スムーズな競馬ができれば当然勝ち負けだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔2・3・7・10(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・3・7・10→2・3・7・10 2・3・7・10→1→2・3・7・10(24点)
秋風ジュニアの出走表はこちら
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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