レース展望・予想

念願の重賞Vへドリームスイーブル「MRO金賞」(金沢競馬)

2018/08/09

9日(木)に開催される金沢競馬のメインレースは、第11レースの「第62回MRO金賞」(3歳、北陸・東海・近畿地区交流、金沢競馬場1900メートル)です。今年は笠松、名古屋、兵庫からそれぞれ1頭ずつ計3頭が遠征してきて、地元勢がどこまで太刀打ちできるか注目です。

遠征勢でまず注目を集めるのは◎2 ドリームスイーブル(牡、笠松・尾島徹厩舎)です。東海ダービーでは4着に敗れましたが、新春ペガサスカップ、スプリングカップ、駿蹄賞ではいずれもサムライドライブの2着に詰め寄っており、今年の東海3歳勢の中では上位の力があります。初の古馬との対戦となった前走でも2番手抜け出しでA級馬を一蹴し、素質の高さを見せつけました。これまで後塵を拝したサムライドライブが不在なら、初の重賞タイトルにも手が届くかもしれません。

○8 ウォーターループ(牝、名古屋・塚田隆男厩舎)は馬体重420キロ台の小柄な牝馬ながらこれまで東海クイーンカップと今年新設されたぎふ清流カップの重賞を続けて勝っており、東海ダービーでもしぶとい先行力を生かして3着とドリームスイーブルに先着しています。本命視された前走の笠松で行われたクイーンカップで2着に敗れたこともあって、その後1カ月ほどレース間隔を空けて立て直しが図られました。その効果で馬体がふっくらして持ち直したようです。対抗評価にしましたが、外枠からでも先手争いを制してペースを握ることができれば際どい勝負に持ち込めそうです。

地元勢では石川ダービー2着の▲6 サノノツルギ(セン、鈴木長次厩舎)に期待したいです。石川ダービー後の中央未勝利とのJRA交流戦では3着、前走の3歳A級1組でも3着と、もうひと踏ん張りが足りないレースが続いていますが、スピード面は見逃せません。大井の岡部誠騎手も2度目の騎乗なら思い切った積極策に打って出る可能性はあります。

もちろん石川ダービーを制した△7 アルファーティハ(牡、金田一昌厩舎)も見逃せない存在です。大井に遠征したジャパンダートダービーJpnIではさすがに相手が強くて後方追走一杯に終わりましたが、積極的に運べる地元戦なら見直しは当然です。

△9 ノブイチ(牡、鈴木長次厩舎)も馬体重を減らして暑さが堪えている感じですが、前走は古馬B級の快速馬をハナ差捕らえて意地を示しました。底力はあるだけに警戒は必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔6・7・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 2→6・7・8・9→6・7・8・9 6・7・8・9→2→6・7・8・9(24点)

MRO金賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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