レース展望・予想

一発秘めるサキコトレーヴォ「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」(門別競馬)

2018/07/31

31日(火)の門別競馬メイン第11レースは、「第12回ブリーダーズゴールドジュニアカップ」(2歳、門別競馬場1700メートル)。

どれも将来性豊かな素質馬揃いで、本当に目移りしてしまう組合せ。もちろん、結果的に人気サイドでの決着に落ち着く可能性も低くはないのだろうが、これだけ狙える素質・要素に恵まれた2歳馬たちが揃ったのなら、人気の盲点となっている素質馬たちの激走に懸けてみたくもなる。

そこで注目は、前走・栄冠賞の前に一頓挫あり、万全の状態で臨めなかったにもかかわらず、同レースで勝った2戦2勝馬イッキトウセンの1秒4差7着に健闘したサキコトレーヴォに一発の期待を懸ける。今年のブリーダーズゴールドジュニアカップは、昨年まで3年間続いた内回り1600メートルでの施行から外回り1700メートルに変更されたのが最大のポイント。4年前までの1800メートルとあまり変わらないではないかとの印象を抱く諸兄も多いかもしれないが、外回り1700メートルは1コーナーまでの距離が短いことで先手争いが激しくなりがちな傾向もあり、特に今回、初距離の馬たちが多い組合せとなれば、思いのほか序盤の入りが速くなるケースも想定しておかねばならない。

さらに、先週27日(金)には内ラチ沿いを中心にクッション砂が補充され、砂厚12センチメートルに調整されたことで、先週までよりインが重くなって差しがより決まりやすい馬場状況になっていることが想定される(※実際には、当日のレースをチェックする中で、その変化を感じ取っていただきたい)。こうした要素等も考慮に入れると、栄冠賞時のように内ラチ沿いをロスなく立ち回れた馬が直線インから抜け出してくるような決着は、ちょっと想像しづらくなる。

そこで、◎7 サキコトレーヴォ(牝、米川昇厩舎・父ダノンシャンティ)である。5月23日の新馬戦(JRA認定フレッシュチャレンジ)では、当時まだ例年よりも異様にパワーが求められ、時計も要する馬場状態だった中、3コーナーからグイグイまくって脚を伸ばし、直線もその勢いで大外から先に抜けた素質馬スズカユースを力強くとらえて見せた。そのパワー満点の末脚は、先週の開催終了後に砂の補充&調整を経た状況の“変化した馬場”で、真価を発揮する可能性が十分にあるとのジャッジだ。想定通り、序盤から速めのペースで流れてくれれば、再び大外一気の豪脚で2歳夏の暫定王者の座に就く可能性も高まってくるはずだ。

実績最上位の栄冠賞馬○8 イッキトウセン(牡、林和弘厩舎・父プリサイスエンド)はじめ、末脚比べなら突き抜ける可能性秘める▲9 ステッペンウルフ(牡、松本隆宏厩舎・父サウスヴィグラス)、距離を延ばして台頭してきた新種牡馬ダンカークの牡駒△5 ホワイトヘッド(牡、田中淳司厩舎)、ともに1戦1勝ながら大器の片鱗を感じさせる勝ちっぷりで注目の△2 マイティウォーリア(牡、林和弘厩・父ロジユニヴァース)、△4 サクセッサー(牡、角川秀樹厩舎・父アドマイヤオーラ)まで、勝利を期待できる逸材はとても五指には収まらない。

ここは申し訳ないが“ダメで元々”。的中した際の高配当ゲットを狙い、サキコトレーヴォからの軸1頭3連単マルチで思い切った攻めに出てみるのはどうか。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔8・9・5・2・4(10点)
3連単(1軸流しマルチ) 7⇔8・9・5・2・4(60点)

ブリーダーズゴールドジュニアカップの出走表はこちら

(文/ひだか)


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