レース展望・予想

初の58kgでもスピードの違い見せるアセスメント「兵庫県政150周年記念特別」（園田競馬）

2018/07/12

12日（木）の園田競馬メイン第11レースに「兵庫県政150周年記念特別」（A1・A2混合、園田競馬場1230メートル）が行われます。

大雨のために中止になった前週6日（金）に出走予定だったA1馬を組み入れて、A1・A2混合に変更されました。斤量を背負いますが、そのA1馬が上位です。中でもJRAから転入後は重賞（名古屋・ゴールド争覇、園田ウインターカップともに5着）以外は5勝、2着3回、3着1回とオール馬券絡みの◎11 チーフアセスメント（牡7、吉行龍穂厩舎）が軸です。JRA3勝馬、障害2走後の昨年8月から兵庫所属で、A2を2勝、2着1回で9月末にA1昇級。その初戦はスタートを決めて2着ビッグリバティに4馬身差を付けて逃げ切る楽勝でした。余勢を駆って挑戦した名古屋・ゴールド争覇は、転入後初めての輸送競馬でマイナス8キロの馬体も影響したのか、名古屋の怪物・カツゲキキトキトら相手に5着完敗。その後は善戦どまりが続き、勝ち星は今年4月の前々走までありません。その前々走は、2番枠からポンと飛び出してペースを落とします。向正面から上がり3ハロン38秒0とペースを上げ、3番手から伸びたナナヨンハーバーに4馬身差を付けて勝利。直前のレースで2着に負かされた同馬に雪辱をしています。そして、前走も外から主導権を奪って上がり38秒4をマーク、中位から追い上げたエイシンミコノスに5馬身差の楽勝でした。今回は転入後初めて58キロを背負い、距離短縮で久々の1230メートル戦ですが、スピードの違いを見せてくれるでしょう。

JRA4勝馬○8 ヨウライフク（セン6、森澤友貴厩舎）は転入2戦目の上積み必至です。園田初戦は逃げましたが、2番手を追走したエイシンスパルタンに早めに交わされ、中位から伸びたサンライズマーチにも捕まって3着でした。今回は好位で折り合ってゴール前で迫ります。

先行タイプが揃ったメンバー構成は差し馬▲3 エイシンシャルル（セン6、飯田良弘厩舎）に味方です。3コーナー過ぎから動けば直線で見せ場が作れそう。

前走のJRA条件交流・淀川特別で2着☆1 ジャコカッテ（牡7、大石省三厩舎）、JRA条件交流戦で力を付けている△9 ドリームポリーニ（牡6、玉垣光章厩舎）などが続きます。

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馬単（ボックス）　1・3・8・9・11（20点）
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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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