レース展望・予想

地方適性十分マーケットレイズンが5連勝目指す「フリオーソ賞」(門別競馬)

2018/07/12

7月12日(木)の門別競馬メイン第11レースは、「フリオーソ賞」(B3-2~C1-1、門別競馬場1200メートル)。

◎6 マーケットレイズン(牝4、石本孝博厩舎)はJRA500万下から今春転入し、プラス24キロだった4月25日の初戦こそ3着に敗れたものの、次戦からスピード能力と地方の馬場適性の高さを発揮して破竹の4連勝中。3歳時にJRA未勝利で初めて地方に転出した佐賀でも3戦3勝の成績を残しており、地方の馬場では8戦7勝、3着1回という非常に秀逸な走りを見せ続けている。前走は昇級初戦で、しかもB3下特別への格上挑戦という厳しいチャレンジだったのだが、全く意に介するところない余裕十分の競馬で早々と4コーナー先頭。ゴール前では、かつてA級での好走実績もある実力馬ヒミノコンドルが差し込んできたものの、捕まるような雰囲気など全く感じさせない押し切り勝ちだった。そんな強い競馬を見せたところで今回は“勝って同条件”の1200メートル外回り戦。馬場も引き続き、降り続いた雨の影響で時計の出やすい状態が想定され、そういった馬場でパフォーマンスを上げ続けているこの馬にとっては願ったり叶ったりだろう。今回も素早いダッシュから先行して早めに抜け出し、今春転入2戦目からの5連勝達成も十分とみる。

○7 キリンタイム(牡4、小野望厩舎)は3歳だった昨季、約6カ月半の開催期間に5勝を挙げた逸材。さらなる飛躍が期待された4歳の今春は、初戦のB4下特別こそ差し切ったものの、2戦目以降は道中の位置取りも次第に悪くなってしまって3連敗。1~2番人気の期待を裏切り続けてしまっている。陣営としては「雨で脚抜きよく、時計が速くなる馬場はできるだけ避けたい」ということで、特に近2戦は共に“重”だった馬場状態が影響した可能性もあり、三たび降雨の影響が残りそうな馬場状態に懸念も残るところではあるのだが、今回はマーケットレイズンを除けばかなり低調ムードのメンバー構成だ。さすがにこれなら次位確保、さらには“4戦ぶりV”も視野に入ると判断する。

△4 クインズジャーニー(牡7、安田武広厩舎)は近2戦の3、2着にハッキリと復調の跡。時計面でも、今回の組合せなら再び次位を狙えるとみる。ここまでを2番手とし、差し脚警戒×1 バンブーキングペレ(牡6、林和弘厩舎)、×2 ゴールデンレッグ(牝5、黒川智貴厩舎)、×5 ミトノリバー(牝4、桧森邦夫厩舎)、×9 ハーリーバーリー(牡3、田中淳司厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 6→4・7(2点)
3連単(フォーメーション) 6→4・7→1・2・4・5・7・9(10点)

フリオーソ賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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