レース展望・予想

叩き3走目ルコリエが末脚発揮「報知澪標特別」（園田競馬）

2018/07/06

6日（金）の園田競馬メイン第10レースに「報知澪標特別」（B1、園田競馬場1700メートル）が行われます。

◎3 アグネスルコリエ（牝5、吉行龍穂厩舎）が約半年ぶりを2走し太めを脱して差し切りを狙います。昨年11月には1700メートルのA2を圧勝しています。6頭立ての離れた5番手を進むと、向正面から仕掛けて3コーナーで馬群に追いつきました。4コーナーでは先頭に立っていたモズキンボシの2番手まで進出し、直線を向いて手前を替えてからグーンと伸びて同馬を交わしアッと言う間に8馬身をつけました。続く、1870メートル戦で6頭立ての4着に敗れてから休養です。そして久々だった前々走の1700メートルはB1降級戦でしたが、プラス14キロの馬体が影響して伸びひと息です。1400メートルの前走で少し（5キロ）絞れましたが伸びを欠きました。馬体が絞れれば今回は本来の末脚を披露して通算8勝目の期待です。

前走1870メートルのA2で2着○7 コパノハミルトン（牡6、橋本忠明厩舎）には降級の利があります。A2で勝ち星はありませんが、B1、B1B2の1700メートル戦は過去2勝しています。JRA3歳未勝利戦ではハナを切るなど先行力も秘めています。好位で折り合って粘り込みを狙います。

JRA1勝馬▲4 エリンソード（牡4、森澤友貴厩舎）が転入初戦です。芝を多用し、ダートは1戦（500万下で8着）のみです。園田ダートの克服がカギになりますが、時計の速い不良馬場になれば警戒です。

鋭い末脚を秘める☆8 スリーピーアイ（牡4、北野真弘厩舎）が続きます。昨年の兵庫ダービーでは逃げ切り勝ちを収めたブレイヴコールにアタマ差2着まで迫った実績があります。

△6 クリノチョモラーリ（牝8、有馬澄男厩舎）が1番枠のカトラスを抑えて主導権を奪うと粘りを発揮します。

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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