レース展望・予想

太め脱しエイドローンの連勝に期待「神姫バス杯」（園田競馬）

2018/05/30

30日（水）の園田競馬メイン第11レースに「神姫バス杯」（B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

JRAから転入初戦を好位の内々を進んで直線で抜け出した◎10 エイドローン（牝4、盛本信春厩舎）の連勝に期待です。JRAでは新馬は芝（阪神1200メートル）を使って5着後はダート路線へ。通算10戦目の初勝利まで2着4回、3着3回、4、5着各1回で着外なしの成績でした。その初勝利は、昨年5月の新潟ダート1200メートルで、好位3番手を進んで逃げていたスーサンゴーを半馬身捕まえました。500万下では着順こそ13、10、10着でしたが、大きく負けていません。今年3月の高知条件交流戦を使った後、兵庫に転入して来ました。園田初戦は高知交流戦からプラス10キロで、初勝利時と比べるとプラス25キロでした。成長もあるでしょうが、太め残りは否めません。しかし、レースは3番手の内で折り合って、4コーナーでは逃げるシーズアレインボーの外に出しました。そして、直線中程でグーンと伸びてあっという間に2馬身差を付けました。叩いた効果で、馬体も絞れるなど上積みは必至です。

○9 エイシンタルトゥ（牝6、森澤友貴厩舎）が昇級戦も前走の内容を評価して相手筆頭です。前走は4番手を進んで向正面からスパートし、上がり3ハロン38秒8をマークして2着スナッチアイズに2馬半差をつける楽勝でした。4カ月の休み明け後4戦3勝の余勢もあります。

昇級2戦目▲11 フェローニア（牝6、坂本和也厩舎）は休み前の昨年9月にはB1を逃げ切っています。

堅実☆2 ファインキャプテン（セン5、諏訪貴正厩舎）が末脚勝負です。昨年6月のJRAから転入初戦のC2で逃げ切り勝ちを収めていますが、B1に昇級後は差し馬のイメージです。前が速くなると、昨年12月にB2を連勝した時の末脚の再現がありそうです。

ほか、JRAから転入初戦で逃げることが予想される△12 キットダイジョウブ（牝4、高本友芳厩舎）が連対候補です。

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馬単（ボックス）　2・9・10・11（12点）
3連単（2軸流しマルチ）　9⇔10⇔2・11・12（18点）

神姫バス杯の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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